走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

龍馬プロジェクトの同志の死

2011年10月01日 13時14分12秒 | びっくり
 龍馬プロジェクトを立ち上げた吹田市議会議員・副議長の神谷宗幣(かみやソウヘイ)さんから、同プロジェクトに参加していた上島(うえじま)俊範さん(30)の死をしらせるメールが入りました。
私自身は、上島さんとは直接、お会いしたことがなかったのですが、きっと熱い人だったのだろうと思います。
報道内容は次のようなものでした。

死亡邦人は自民青年局副局長 政治家への道半ばで…ネパール小型機墜落

 ネパールの首都カトマンズ近郊で小型飛行機が墜落して乗客乗員19人全員が死亡した事故で、同機に搭乗していた日本人は、都内の外資系IT企業「EMCジャパン」社員の上島(うえじま)俊範さん(30)=東京都世田谷区=だったことが26日、分かった。
同社に人事担当として勤務しながら、過去に自民党神奈川県連の青年局副局長を務め、現在は超党派による政治団体に所属。
政治家を志していた。

 「その時が来たら、僕も政治家になって自分の力を試したい―」。
夢に向かって歩んでいた道は、不慮の事故によって途絶えてしまった。

 EMCジャパンなどによると、上島さんは今月末で同社を退職し、来月から他社に管理職として勤務するはずだった。
今月20日から30日まで有給休暇を取り、23日にネパールへ出発。
アラブ首長国連邦を回って26日に帰国する予定だった。1人旅が好きで昨年の夏休みもインドに赴いたという。

 カナダの大学を卒業。英語力を生かし、大手電気通信メーカーや人事サービス会社に勤務。一昨年4月からEMCジャパンで働いていた。
社会貢献活動にも熱心で、今年5月には東日本大震災で被災した福島県を単身訪れた。
8月には社内でボランティアを計画。約30人の社員と宮城県石巻市のカキ養殖業者の作業を手伝った。
同社に勧誘した上司の川西正晃人事総務本部長は「信じたくない。今でも笑顔でひょっこり戻ってくるような気がします」と心境を語った。

 会社員としての日常の傍ら、主に週末を利用し、政治家になる夢を行動に移してきた。
自民党神奈川県連によると、上島さんは2007年に同党に入党。
昨年4月から同6月まで同県連青年局副局長を務めた。
同県連常任顧問の小泉進次郎衆院議員(30)は、面識はないものの「心からお悔やみを申し上げたい。野党の自民党でも支えてくださった。感謝の思いとともに哀悼の意を表したい」とコメントした。

 昨年6月からは、全国自治体の若手議員らによる超党派の政治団体「龍馬プロジェクト」のメンバーとなり、役員に就任。同8月には台湾の李登輝元総統と面会するなど、精力的な活動を続けていた。
会長を務める大阪・吹田市の神谷宗幣市議(33)は「ひょうひょうとしていながら、話すと熱い人でした」と突然の訃報にショックを隠しきれない様子だった。

◆ネパール小型機墜落事故 上島さんが搭乗したネパールの航空会社「ブッダ航空」の小型機は25日朝、カトマンズの空港を離陸し、ヒマラヤの山脈を眺望する遊覧飛行を行った後、空港に戻る途中で丘に墜落した。
機体は粉々になり、乗客16人乗員3人は全員死亡した。
当時の現場上空は濃霧で視界不良だったというが、直接の事故原因は不明。
現地の大使館から26日朝に新潟市の実家に連絡があり、父親が勤務先に報告した。
母親と兄は現地に向けて出発した。


 本当に残念である。 合掌