走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

屋台村マジック

2009年02月06日 22時12分14秒 | その他
 場所文化フォーラムの後藤健市さん(http://www.mao2.net/tokachi/index_tokachi.html)と吉澤保幸さん(www.tocacino.com)と知己を得ました。
 お二人は、北海道は十勝帯広で「北の屋台村(http://www.kitanoyatai.com/)」を仕掛け、そのユニークで斬新な手法は全国の場所文化クリエーターの師匠とも言うべき存在です。
 そのお二人から、今回、さまざまなことを学びました。

 キーワードとしては、「円農(えんのう)」
 彼らは、単に飲食店を儲けさせるためだけの仕掛けをするというよりも、その地域の中で循環し、それにかかわる人たちが元気になるようなしくみづくりを行っています。
 そのことが、今回、直接お話を聴かせてもらいながらよくわかりました。
 また、その手法は現実的でさまざまな障害をチエと工夫を最大限活用しながら、かいくぐっていることもわかりました。

 農業生産者のモチベーションを上げるためには、まず彼らを自然の作品を創りあげるアーティストとして位置づけ、彼らに成功体験を積み上げさせることで「誇り」を持たせています。
 ここらあたりの視点がまったく違うなというのが、正直な感想です。

 私は、公民館活動をしていて、今、山間地域の中には「限界集落」に近い地域が増えてきていることが気にかかります。
しかし一方で、これらの地域でとれる農産物は本当においしいものばかりです。
そういった地域の元気を取り戻すためには、さまざまな行動を起こすべきだと思っています。
 今回、勉強会に参加し、お二人の話は本当に感動し、感心するものでした。

 そして次回、機会があれば、これらの地域をご案内しますと約束させていただきました。

 「やめやすいから、始めやすい」と「走りながら変わる」という言葉が心に残りました。