走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

細胞分裂

2008年01月08日 21時04分22秒 | その他
★☆☆ 久しぶりのブロック回り

 成人式が近いので、その準備に追われている公民館主事たちを労(ねぎら)うためと年賀の挨拶を兼ねて、二つのブロックの朝礼に出てきました。
突然の登場に皆さん一様に驚いてはいましたが、怯えてはいませんでした。
 離れていると、どおしても遠い存在になってしまう。
 別に心と心が離れていくわけではないのだけれど、なぜかコミュニケーションが密に行っていないと、うまくいかなくなってしまう可能性があります。
 そのことを久しぶりの朝礼訪問に参加しながら、物理的な距離感が心の距離感になってしまう難しさと、まめに覗いてやっていない自分の怠慢さを深く反省しながら職場に戻りました。


★★☆ 松山市小中学校PTA連合会からの申し入れ

 そんな思いを引きずりながら職場に戻ると、予てから懸案になっていた市P連の事務局(現在は本課に事務局がある)の移転の件で、角田会長と西川事務局長が来られていました。
 お話をお聴きしながらも、先ほどの危惧が脳裏を駆け巡っていましたので、この時期(家庭・学校・地域が一体となって取り組む時期ということ。)に袂を分かつようなこと、さらには物理的に離れることでの意思疎通の希薄化の懸念を説明させていただきました。
しかし、現実には手狭な中で、事務局スタッフに多大な迷惑をおかけしているという思いもありましたので、強くは言えませんでした。
お互いがお互いの思いのたけをお話させていただいたと思います。
内心、これほどざっくばらんに話ができる間柄にさせていただいていることに感謝しながら、会長の殺し文句に同調せざるを得ませんでした。
それは、次のとおりです。

 「課長さんとお付き合いさせていただいたこの二年間で、私たちは
  『竹村菌』におかされました。私たちは、ここにいた方が本当は
  楽なのかもしれません。でも、それに甘んじていては、何も新たな
  ものが生まれないし、育たないと思うのです。今度は、私たちが
  最前線に出て『竹村菌』を増やす番なのです。」

 まいりました、そうなんです、私たちは常に子どもたちのためにがんばる。
その使命を忘れてはならないのです。
過分の言葉を頂戴しながら、会長の不退転の思いに、今日中に抑えておく必要のある関係者の合意形成を私の方で取らさせていただきました。