日本大学文理学部社会学科・後藤範章ゼミナールの日誌☆

社会学科後藤ゼミナールの実態とゼミ生の生態が一目で分かるゼミ日誌! しかと見れ!!!

ゼミ合宿(2日目午後)

2006-07-25 23:59:00 | 2006年度
さあ、合宿も後半戦突入です。
お昼ごはんを食べ、眠気もなんのその!
午前に引き続き、1枚1枚残すべきか没にすべきか。
語る切り口はなんだろうかと、意見を出していきます。
自分の残したい写真をいかにスムーズに残すか。
「せめぎあい」がつづいて行きます。




↑TAの梶山さんが真ん中で皆に写真を見せてくれます
 話し合ったり、頭を抱えたり・・・



↑選考に残っている写真達。さて、次の議題に上るのは
 どーれだ??手前の山は残念ながら没になった写真達です。



↑じーっくり対話します。じーっくりと。



↑今回参加してくれた2年生も沢山発言してくれました!


とここで、風邪を引いてしまった後藤先生からクーラーを
消そうと提案が。
代わりにドアが開けられ、少し開放的に。
気分も改め、じゃんじゃん議論は進みます。



↑立ったりもします。

毎回、こんなに東京は広くて色々なことが起こっているんだと
驚かされます。今年は特にいろいろな東京の顔が広がって
いました。



↑だいぶお疲れ気味ですね。



↑梶山さんはずっと立ちっぱなし!!お疲れ様です・・・

と疲れもピークになってきたところで晩御飯タイムに。
しかしまだまだ終わりません。
採用作品を決めきるまで今日は終わらないのです。
21:00から再開を約束してひとまず解散。

ご飯後はお風呂にはいたっり、ゲームをしたりと
各々束の間の休息に羽を休めます。



↑こちらは大UNO大会!かなり白熱してました。



↑こっちはなにやらインターネットに勤しむ2人。
 ちょっと兄弟みたいです(^^)


とか何とか言ってる間に開始時間の21:00!
先生の声はガラガラになっていましたが、
最後の一踏ん張り!皆気を引き締めます。

とそこで、2年生の古瀬君から質問が。
「『東京らしい』って言葉をよく言ってましたが
  東京らしさっていったいなんですか?
     定義や決まった概念はあるのですか?」
この質問にはゼミ生の誰もが共感したんではないでしょうか?
「東京の社会学」をやっている以上、必ずぶち当たる疑問点なんです。
この問いの答えには何時間もかかってしまうということで、
後藤先生が代わりに答えてくださいました。

「定義はありません。各人がどのように見出すのかによって様々です。
 共有して確認していく、そういった発言の中でゆるやかに定義して
 いくものです。
 自分の思っている東京性を言い、論破し、多くの人に共有させることが
 大事なのです。」

そう。思ったことをぶつけてその中から見つけていいんですね。
なにか初心に帰った気分になりました。

後残り数点。皆が自分の考える東京性をぶつけ合い、
18点の作品を選出しました!お疲れ様!
あとは、今年の目玉「東京駅」の写真を決めたら終了です!
が、時刻はもう23:50。
明日にしようかとの案も出ましたが、明日のイベントも加味し
結局延長。後藤ゼミはタフネスなんです。



↑再びずらーっと並びました。



↑「こっちがいいな。」「いやこっちだよ。」

東京駅の写真は、満場一致ですんなり決まりました。
卒業生の方が提供してくださった写真がとても美しく、
(ありがとうございました!)
目玉にふさわしい写真が顔をそろえました。

これで合宿の半分が終了!
皆1日お疲れ様でした!!
さて、明日はイベントだ!!!張り切っていこう!

文責:森川瑞穂(2006年度4年ゼミ生)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゼミ合宿(2日目午前)

2006-07-25 12:00:00 | 2006年度
いよいよ合宿の日程の中では最もハードだという2日目がスタート!
1日目の夜に盛り上がってしまい、眠そうな目をした人もちらほら・・・

1日目に60点にまで絞った写真を、展覧会にむけて3分の1にさらに絞る作業が繰り広げられました。

「どの写真を作品化すべきなのか?」

ゼミ生のみんなは頭をフル回転させ、熱い討論を繰り広げます。



↑TAの梶山さんが厳選された写真を掲げてくれている様子。
 ゼミ生はこれらの写真を見て悩み考えます。

この午前中、「作品化すべきだ」という声があがった写真は、

・多摩ニュータウンの墓地と青山墓地
・吉祥寺ハモニカ横丁
・100円均一のローソン
・下北沢
・交通博物館
・高円寺の阿波踊り
・学士会館
・新品の本を低価格で販売するブックハウス神保町

などである。
しかし、「この写真を作品化したい!」と熱い気持ちをどれだけたくさん述べても、
すぐに「作品化決定!」といかないのが後藤ゼミ。
ゼミ生からの(時には後藤先生からの)様々な反論や質問が飛び交い、
様々な反論や質問が飛び交う。

これこそせめぎあいと紡ぎあい、というものなのですね!

一方、「ボツにすべきだ」という声があがった写真は、

・銀座のドンキホーテの屋上の遊具
・吉祥寺駅構内にある「ミス成蹊」の広告
・駐禁の取締りの様子
・秋葉原にある、シャネルなどのブランド品を扱ったガチャポン

などである。

「題材はいいが写真力がない」
「写真から何も面白さが感じられない」
「東京に限った現象ではない」

という厳しい意見も。



↑悩み、考え、討論するゼミ生たち。

社会学とは何なのだろう?
写真で語るとはどういうことなのだろう?
ゼミ生一人一人が『社会学』と真正面からぶつかり合った時間でした。

この熱き議論は、後半戦(2日目午後)へ続く・・・!

文責:堂野前灯子(2006年度3年ゼミ生)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする