特定行政書士 徳能ブログNEO

特定行政書士とくさんのちょっと得するかもしれないお話  
シーズン2

最後の宅建主任者試験の合格基準点は32点(登録講習修了で5問免除者は27点)で決着です

2014年12月03日 08時57分27秒 | 宅地建物取引主任者試験

 

いろんな意味で注目の宅建試験の結果が出ました

合格基準点は32点(登録講習修了で5問免除者は27点)

合格率は17.5%

合格者数は33,670名

ということになりました。

合格基準点は平成16年以来,10年ぶりに32点が出ましたね・・・

そして合格率ですけど,昨年の15.3%より,なんと2.2%もアップ。

平成になって以来,過去2番目に高い数字となりました(最も高かったのは平成21年の17.9%)。

単純にこの数字だけで考えますと,32点と33点でかなり微妙なところだったのが分かりますけど・・・

最後の主任者試験ということで,おそらく合格者数を最大レベルにまで持っていきたかったということでしょうか?(もっとも,問題のレベルは昨年より明らかに難しかったので,結果として32点での決着は妥当なところだとは思います)・・・

来年の宅建取引士試験(10月18日実施予定)を受けられる方は,もうすでに勉強を始められていることと思われますが,来年はこの反動が出そうですから,そんなことも良く考えて勉強を続けていくようにしたいですね。


4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown ()
2014-12-03 21:10:12
こんばんわ
徳能先生
宅建試験の合格発表でしたね
個人的には、33点とは思ってましたが
32点とは少し驚きです
32点は平成16年くらいからずっと出てなかったと
思ったので、33点にしてしまうと15%を下回ってしまう
ということなのかもしれませんね
合格者数も去年より結構、増えましたね
この辺りも来年以降、合格者を若干絞る意味合いなの
かもしれませんね
合格された方は、おめでとうございます

行政書士の方も気になりますが
上記の記事を見ましたら
受験者数は約4,9000人くらいだそうで
合格率を9%にとどめても5000人を切ってしまうので
この辺は、予備校などのデータなどを見ますと
択一平均も去年よりかなり下がってるのと
記述平均もやはり下がってるので
どういう風に合格者数を決めてくるのか
ちょっと、気になりますね
返信する
Unknown (とくさん)
2014-12-03 21:56:20

>黒さん

こんばんわ

最後の宅建主任者試験は,昨年より合格者数が大幅に増加する,という結末となりました。

外部的には32点と33点で,はたしてどちらになるのか(ほとんど2択)という感じになっていましたけど,試験機関側は,当初より合格率高めの(合格者数を増加させる)設定にしていた可能性が高そうですね。

黒さんのお見立てどおり,来年の宅建士試験で絞り込むお膳立てを作ったような感じがします。

一方の行政書士試験ですけど,今年は受験者の方がかなり苦戦されているのは間違いないと思います。

とは言っても,昨年と合格者数が大幅にずれてしまうというのも,ここ数年の行政書士試験の傾向からしますと,多少不自然な感じがします。

今年の場合は8%台であれば合格者数は約4,000人,9%台であれば約4,500人ぐらいになりますけどね・・・

10%未満ぎりぎりの4,000人台後半まで合格者を取ってくれるかどうか・・・

今年の場合は,かなりの部分で裁量が入り込みそうな感じがしますけど,最終的にどういう決着となりますでしょうか・・・



返信する
Unknown ()
2014-12-04 21:13:21
徳能先生、返事ありがとうございます。
宅建は、来年宅建士としてどのような
試験問題になるか少し興味があります。

行政書士は、自分もそうですが
かなり皆さん苦戦されていてるみたいですね
4000人台くらいにとどめてくれると
個人的にはいいとは思うのですが
今年で合格者をどのくらい取ってくれるかで
来年以降の傾向がわかるかも知れませんね
返信する
Unknown (とくさん)
2014-12-04 22:24:49

>黒さん

こんばんわ

宅建は,年を越しますと実務の世界でも取引士へのカウントダウンが始まっていきます。

倫理面の強化を課題としていくようですので,来年は試験のほうでも,それが反映されていくのではないでしょうかね。

行政書士試験のほうは,厳しく採点してしまいますと4,000人もいかない(とどかない)でしょうね・・・

おっしゃるとおり,今年の合格者数の設定は,来年以降につながっていきそうですね(今年多めであれば来年もその傾向に,逆に少なめであれば,来年はさらに減少することになりそうで)・・・

さらに,行政書士試験の場合は,申込者数の問題もありますね(年々減少しています)・・・

特定行政書士制度のスタートで,なんとか増加に転じてもらいたいものです。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。