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シーズン2

昨年(29年)の貸金試験結果は民法の易化と受験者層の変化(20歳代以下受験者増)が要因?・・・

2018年01月10日 10時11分23秒 | 貸金業務取扱主任者試験

昨年29年度の貸金主任者試験の合格基準点は50問(50点)中の34問(34点)以上。

貸金試験12回目にして基準点は過去最高ラインとなりました。

その結果の要因として挙げられるのは,①民法分野の易化と②受験者層の変化の2点ですかね・・・

日本貸金業協会のホームページには,昨年の試験の「科目別の平均正答率」も掲載されていますが,民法が含まれている「貸付け及び貸付けに付随する取引に関する法令及び実務に関すること」分野の平均正答率は58.5%。

一昨年28年の同分野の平均正答率は42.1%ということで,なんと16%以上のアップとなっています。

この分野のデキだけで合否の明暗がはっきりしてしまった感じでしょうか?・・・

もう1点は受験者層の変化・・・

昨年の試験では,一昨年と受験者数はほとんど変わっていませんが,受験者層がかなり変わっています。

20歳代以下の受験者の構成比は30.1%(28年は24.6%)。

しかもその合格率は34.5%(28年は28.2%)といずれも5~6%アップしているんですよねぇ・・・

昨年は20歳代以下の(おそらくは学生)受験者が多く,その層の方たちが最も得意としている民法関連の問題(例年より易しい)で高得点を上げて合格基準点を押し上げたような感じですね。

つい先日も成人年齢引き下げに関する記事を書きましたけど,これから2~3年内に,この傾向(若年層の受験率アップ)が更に進んで行くような気もします。


平成29年度(第12回)貸金主任者試験の合格発表がありました(合格基準点は34点)

2018年01月10日 09時04分56秒 | 貸金業務取扱主任者試験

先ほど,平成29年度貸金業務取扱主任者試験の合格発表がありました。

その結果ですが,

申込者数 11,680人

受験者数 10,214人

合格者数  3,317人

合格率   32.5 %

そして,注目の合格基準点は34点!!

ということになりました。

合格基準点は34点ですか?・・・

正直言ってそこまで易しかったとは思えませんけどねぇ(ただ例年より若干点が取りやすくなっていたのは事実だと思います)・・・

試験後にも書きましたが,民法が易しめだったことが原因として大きかったのかも知れません・・・

詳細については,日本貸金業協会のホームページを。