小鳥を迎える

小鳥を迎えました(ニッコリ)。
白の湯のみに、ゆっくりお茶を注ぎましょう。
何度も何度も、想いをこめて、注ぎましょう。香りが届く近さにいてください。

だけど、誰にも見せたくない顔があるなら、掌に湯のみを抱えて、その暖かさを受け止めましょう。
そして心があたたまったら、その器は茶こぼしのような顔をみせてくれることでしょう。

そんな想いで、小鳥のお供を選びました。言葉が浮かぶ器に、出合うのは、お二人目です(ニッコリ)。


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ひわとペンギン

醤油指し、二本。あ、きっと醤油とお酢が入るはずです(笑)。



ひわと、ペンギンの雛。手量りにもった時に、その愛しさに気づいて、連れ帰りました(ニッコリ)。



この集合のなかの個。不思議な気持ちになるのでした。

■大江憲一展、うつわ千鳥 (水道橋) から我が家へ


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食へ誘う箸置きたち

大江憲一展＠うつわ千鳥 (水道橋)で、出会った箸置きたちです。



さりさり…と真の落花生をふった折の、乾いた音がする。金彩で仕上げた、美しい落花生。
完売したはずの品が、ふっと戻ってきてくれた縁。



箸置きたち。箸を取り上げる時、きっと魅入る。箸をおろせば、すっと留める…用の美を果たしていて嬉しく迎えました。



わくら葉というよりは、冬の日に納屋で見つけた、種を持つ さや隠元豆。



岩魚(いわな)と本流あまご(ニッコリ)。お会計の折りに、廊主さんが大江さんに訪ねて教えてくれた魚たち。
岩魚と鱒かとおもった私に、幾分の早口で魚の話をしてくれる作家。渓流釣り師の顔をしていて。
金彩銀彩を施した、水面に映る姿を思う楽しさ。

生き生きした姿の箸置きと、今までは思っていたけれど、変わっていく姿のなかにも美しさはあるなっと、気づく楽しさがありました。

数を見ることが出来る幸せ。手量りで知る幸せ。作者の声をきき、その掌をみる幸せを、体験できる個展。出会いの場が多々ある、この街に感謝です。誘惑は大変ですけど～(笑)。


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