過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

鶏腿でパイクー風のっけ麺♪ がっつり&あっさり(笑)

2016-08-11 11:29:48 | 美味しい食


陽射しがあがれば、蒸し暑い夏になってきました(笑)。
蒸し暑いアジアの夏に、食欲を増す麺の一つにパイクー麺があります。
豚のあばら骨つき肉を揚げて作るパイクー(排骨、パーコーとも)。どすんっと麺やご飯にのっけて、ワン・ボウルにします。屋台飯です(笑)。

その風味を活かして、夏バテ手前でも手が出るように、ちょいアッサリで(笑)作りました。

■鶏腿でパイクー風のっけ麺
[作る]
鶏腿でパイクー風、茹で玉子、蒸しブロッコリーに塩胡椒を、マルちゃん正麺・醤油味にナンプラーをひとたらし、加えた麺に、盛り付ける。

○鶏腿でパイクー風
1)鶏腿肉を1cm厚に一様に切り広げる。皮側にフォークを刺して、味を馴染みやすくし、日本酒をもみこんで、15分ほど冷蔵庫におく。
2)すりおろし生姜、五香粉、ターメリック、クミン、レッドペパー、蜂蜜、塩、黒胡椒をまぶして、もみこみ、30分ほど脱気して、冷蔵庫におく。
3)パッター液(片栗粉と薄力粉を半々、卵)をからめて、10分ほど冷蔵庫におく。
その後、片栗粉をまぶして、フライパンで揚げ焼きする。揚げ焼きには、胡麻油とオリーブ油を半々で使うと、風味がよい。
4)油切りして、トッピングする。


シンガポールのパイクーには、すりおろし大蒜もたっぷり、使っています。ガツンは、そちらも加えてください(笑)。
あちらの旨さの基本は、蜂蜜の甘さ、カレーと五香粉の香り、大蒜と生姜の強さ、ラードを加えた揚げ油の香ばしさです。

夏を美味しく乗りきりましょ。


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聞いて体験する:ゴーヤの種は赤く甘い!

2016-08-11 06:55:00 | 植物日記(季節のある暮らし)
おはようございます。山の日、水気を含んだ涼しい北東の風が吹き込み、昨日までとは違った朝を迎えた東京です。


■ゴーヤの実り

愛車で通勤する朝、夏の楽しみは、ラジオで「こども電話相談」を聞くことです。
TBSラジオのは昨年、惜しくも終わってしまいましたが、NHK第一の「夏休み子ども科学電話相談」は健在です(ニッコリ)。
画像に慣れた時代に、ラジオの言葉だけで、年齢に応じて説明をし、理解を引き出す。限られた時間で、エッセンスを伝えるって、日々、勉強になります(ニッコリ)。

長年きいていると、この年齢でこれをたずねたいって思うのだなっ(笑)という、繰り返される質問がある反面、毎朝、初めて知る科学もあります(ニッコリ)。
先々週、「ゴーヤは苦いけど、種は甘いって本当ですか」と質問がありました。図鑑に書いてあった、けど不思議だったので質問したとのこと。

回答が素晴らしかった!
====
ゴーヤは種ができると、実が割れて、中には赤い種ができます。種を包んでいる赤いとこが、鳥がわかるくらい、ちょっと甘い。
なぜ甘いかっていうと、食べてもらって種を運んでもらうためやねん。

種ができる前にたべられたら、叶わんから、その時は苦いねん。種ができたら、運んでもらわならんから、甘くなるねん。すごいことやとおもわへん?

今はグリーン・カーテンで、ゴーヤを育ててるおうち多いから、近くで見せて貰って? 黄色なったら、すぐやから。種ができたら、割れんねんから、よくみてね。その種をとっといて、来年、植えてみてください。
(大阪方面の言葉のニュアンスを補って、読んでください。ワタクシ、東の人間です、ニッコリ)
====

こどもの疑問に応えて、それから、何故それが起きるかを教えて、さらに、フィールドで観察するように、導く。
なんて素晴らしい回答だろうっと、惚れ惚れしました。

そして! ゴーヤは好きでよく食すのに、種が赤く甘いなんて、私は知りませんでした(笑)。
取れたて野菜を下さる方に、ワクワクとこの話をしたら、「当たり前だよ。見せてあげます」といってくださいました。きゃー♪



数日後、美味しい緑のゴーヤと一緒に、こちらの黄色いゴーヤを持ってきてくださって。長さは同じ18cmくらい、触ると、ふかふかしています。
明日には割れるかな、もたないかも?弾けると掃除がいるから(笑)と。
一昨日もとっておいたら、朝には弾けてしまって。はじめから見たいんでしょ、とまで、気遣ってくれました。

つるから外した時間をきいて(笑)。
透明なアクリルケースにおいて、25度室温、循環開放で20時間。割れ目がはいり、手で触れたら、はらっと崩れました。(最初の写真)



緑の皮のとき、白い種やわた、薄緑の可食部は消えています!
中は空洞です。皮の黄色だけがわかります。赤いとろとろ、むにゅっとしたものがはいっています。柿の種程の大きさです。



取り出してみました。18cm長のゴーヤに、14粒の赤いものが入っていました。写真下部です。にゅるんっとした赤い袋は、バラバラですが、つまんだ位では外れません。
舐めてみると、野菜の味でほんのり甘い。もうゴーヤの味はありません。皮もマンゴーの皮みたいに食べ物ではなくなっています(笑)。

流水でこすると、赤い袋が破けますが、種の一部に繊維状に残ります。写真中央です。
擦り洗いすると、種の本体があらわれます。写真上部です。
種は茶色から白、5~8mm長の細長い粒です。茶色が成熟しているのでしょう、堅くしっかりしています。

農家の方も、この種を来年使うそうです。これをとりおいて、私も来年植えてみます。(ニッコリ)

★★★
ラジオで教わった通り、ゴーヤは実ると赤い甘い種になるのです。この赤い実を鳥が食して、堅い種になっている茶色い部分を、糞として、他へ運んでくれるのでしょう。
ある程度、時間がかかるように、繊維はしっかりしていて、距離を運ぶようにできているのでしょう。
人が好んで食すほど甘くはなく(笑)、ジュースになる量もないから、この植物は絶えることなく、人と共存できたのでしょう。
スゴいことです。誰が、それを教えたのか(微笑)。進化の糸は、魔法のように生命を紡いできたのです。(ニッコリ)

★★★
ラジオで聞き、それを体験して、自分の知識にする。これをまた、私は小さい人に話すでしょう。そうして、知識は皆の知恵になっていきます(ニッコリ)。

「こども電話相談」は、教えてくれます。相手に伝わるように話すことの難しさ、大切さを。
専門用語を、いかに噛み砕いて、わかるように話せるか? 本質を理解していなければ、それは出来ないことを。

もっと知りたいと望む子供には、博物館やフィールドにでる道筋を話し、幼児には、気づいたことが意味あることだと励まします。
科学する気持ちだけではなく、不思議に思ったことに答えがあることも、今はまだ謎であることも話します。
知識の総量が増えたら、もっと解るのか、いまの科学では解っていないことなのかを、明確に話せる人は、少ないです。

毎回、敬意をもつ回答者も、難しく話すだけの足りない(笑)回答者もいます。
仕事場で、自分の話し方はどうだろうか? 伝わらなければ、相手の行動を引き出すことはできません。相手の理解を引き出し、考えをおこし、行動に繋がる話ができているか…。

毎朝、自分も考えます(ニッコリ)。
ラジオは話し言葉を意識させてくれる、日々の先生です。

★★★
今回、参考にした番組は以下です。
NHK 夏休み子ども科学電話相談、ラジオ第一放送、1984年にはじまる。

永く愛した想い出の番組は
TBSラジオ、全国こども電話相談室、1964年から2015年まで51年間、放送されたそうです。書籍や雑誌に、やりとりの記録が残っています。私も集めています。胸を震わせる素敵な言葉が残っています。


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