私が通っているセミナーは、もともとカイロやほかの手技療法を習得した人がスキルアップするために開講されたセミナーだそうですが、初心者でもいいというので入学させてもらいました。その代り、基礎となる人体についての授業がプラスされ、現在はまだそのあたりで四苦八苦しています。
受講するテクニックとしては、
1)筋肉モビリゼィションテクニック
2)フィンガートリートメント(人体に流れる微細な生体電流を整える)
3)筋反射弛緩療法
4)オイルマッサージ
5)ポラリティ(生体エネルギーに関与するテクニック)
6)バッチフラワーレメディ
7)カラーパンクチャー
8)体重を落とす必要のある方への耳つぼダイエット
9)経穴セラピー
10)足のアーチテーピング
学術講習は、
1)細胞機能と臨床(ギックリ腰・疲労・解毒・関節炎について)
2)腸内腐敗について
3)カルシウムの効用
4)筋肉の凝りのメカニズム
5)証について(水毒・血毒・気毒の症状とケア)
6)内臓症候学(ORT・臨検・2点TL etc)~臨床的に多いもの7つ
7)検査:ストレステスト・プレッシャーテスト・音素診断ほか
8)上手な問診の仕方・カルテへの記入(P.O.S)
9)低血圧・冷え性・貧血の改善
10)アトピー性皮膚炎のケア
11)花粉症のケア
ホリスティックケアの考え方に基づいた授業内容なんですね。骨格学を学んでいても、凝りのメカニズムや石灰沈着(カルシウムの変性)のメカニズムが講義内容に盛り込まれるので、ものすごく面白い。ただ手技を学ぶだけでなく、解剖学的な理論も加わるので、講義を受けている側はすごく納得できるし、広がりを感じられるんですね。
血中には常に一定量のカルシウムが必要で、それが足りないとなると上皮小体ホルモンの作用で、骨や歯が溶かされて血中濃度を安定させようとします。けれど、たいてい余分にカルシウムが溶かされるので、排出される前にプラスの電荷を帯びたカルシウムはマイナスの電荷を帯びた部分に沈着しやすい。では、そのマイナスの電荷を帯びた部分というのはどういったところか、とか、なぜ雨の降る前には病む(神経痛などが痛む)のかといった気象医学も、とても面白かった。
それらのことは、みなさんの一助となるよう、追々まとめていきますね。
医師数も足りず、日本の医療制度は疲弊しています。私の数少ない知人の中にも、足の痛みで大きな病院に通院したのに、いくつもの科をたらい回しにされた挙句、痛みさえ取ってもらえず、どんなに痛いのか、患者に寄り添ってくれることもせず、検査では「異常なし。気のせい」と言われ、年月だけを重ねてきた人がいます。
こういう方も多いのではないでしょうか。患者さん、医師や治療家がともに個々の治療プログラムを考え、生きることを考えていかなくてはいけないのではないだろうか。だって自分の身体だもの。そうした力を引き出せるようになるテキストが上野圭一さんが書いた『わたしが治る12の力』です。興味のある方はご一読を。
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