昨日、私のブログを読んでコーヒーを噴出してしまった方、モニター大丈夫でした?心から、お見舞い申し上げます。
こうしてみると、ネコの短絡的な行動はごく身近にいる誰かに似ているのだけど、日々の平和を守るため、その誰かはここには書かないでおこう。
大型で非常に強い台風4号は各地に大きな被害をもたらして、今日の午後、本州東の海上に抜けていった。関東は朝のうちから強い雨が時より降っていたが午後には天気は回復に向かった。明日は、台風一過の夏が戻ってくるかもしれない。
テニスの国体を目指して、練習に明け暮れていた時期があった。そのころは、雨の日が嬉しかった。今日はテニスの練習をしなくてもいいと。テニスは同じフォームで同じポイントで打つと、同じ場所にボールを返せる。この球筋は体で覚えるほかないのだが、練習を1日休んだだけでボールを捉える感触が狂い、修正に時間がかかる。この感覚の狂いが恐くて練習を休めないのだが、毎週末の練習で疲労が溜ってくるとコートに向かう足取りが重くなる。<雨が降らないかなあ>ひと頃は、雨がひどく待ちどおしかった時期があった。
もともと、体の硬い方なので、当時は必ずどこかを故障していた。故障している箇所をかばってフォームが崩れると、それがまた新たな故障を招いた。まさに故障のダブルスパイラルだった。故障の中で、最後にやったのが、腰骨の疲労骨折。ネットを挟んで低く決められたボレーに対応しようと、低い姿勢で足を伸ばした瞬間に腰に電流が走った。ぎっくり腰だろうとタカをくくっていたが、その夜、上半身がちぎれるかと言うほどの痛みに変わり、週末の2日間を寝たきりで過ごした。月曜日の朝にはなんとか立ち上げれるところまで回復。寝ている間にくしゃみをすると、それこそ激痛が全身を襲い、ただのケガではないと本能的に感じていた。
月曜日に会社を早退して医者に行ってレントゲンで見てもらうと、疲労骨折とのこと。当分はテニス禁止。コルセットを巻いて安静にとのことだった。入院の必要はないらしい。もらった外用薬が市販されているようなシップ薬。骨折と聞いて気が遠くなるほどのショックを感じていたのだが、もらった膏薬はあまりにも普通で頼りないものだった。
こうして、ぼくの腰痛との付き合いがはじまった。
(明日へ続く)