'13-05-03投稿、05-06追加
既報にて、昨今、桜が咲いた後というのに寒さ暑さの繰り返し。最近の気温の推移と原因の考察しましたが、GW(ゴールデンウィーク)に入って、やはり昨日今日と確かに寒い。
これから先の寒暖の差が思いやられます。
(5/3)は午後から過ごし易かったですが、
ゴールデンウィーク後でも相変わらず、一変の寒冷化した空模様であるようです。
PS(5/6):
gooニュース
5月の札幌、21年ぶりの降雪…凍える北海道(読売新聞)
に引き続いて、
帯広で5月の積雪を観測…8年ぶり
(読売新聞) 2013年05月06日 10時30分
「オホーツク海に停滞している低気圧の影響で上空に寒気が流れ込んだため、北海道は6日、各地で冷え込みが厳しくなり、東部を中心に雪に見舞われた。
帯広では5月としては2005年以来の積雪を観測。午前9時までの積雪は、帯広3センチ、新得8センチ、上札内10センチなど。気温も低く北海道北部では、最低気温が氷点下となった。」という。
昨年の米国のように、今夏、猛暑にでもなれば、一般的に言われる地球温暖化の一環なのか?と考えるようになり、昨今感じる三寒四温的な現象を忘れることになるのだろうか?
>>詳しくは
個人的には、
既報気候の寒暖に大気中の汚染粒子は関係するのか?と想って、大気エアロゾル粒子と寒冷化現象との対応について調べて、寒冷化現象に係る雑感をしたりしましたが、中国人ジャーナリストが唱える大気汚染粒子が慢性化して寒冷化するということが現実化すれば、住みにくい世の中になりますが、実際、地球は温暖化中なのか?寒冷化中なのか?よく解らない未曾有の局面に地球全体が遭遇しているのだろうか?とも妄想しています。
古くから語られる所謂、太陽の黒点の増減など太陽活動の変動、超新星爆発などによる宇宙環境からの放射線、電磁波の変動のみならず、
最近では、SPRINTARSの大気汚染粒子、黄砂で予測される情報を含めて、
人工的なさまざまな所為を含めた大気圏、電磁圏におけるスペースデブリ、彗星・隕石由来の破砕微粒子、火山灰などを含めた太陽光を反射・吸収する物質(有害ガスと微粒子がハイブリッド化したエアロゾル)の分布状態、および水の性状の異変によって、太陽光が大気中の吸収物質によって地上に届くエネルギーが減衰状態が大幅に変動することが推察されます。
今回は杞憂・妄想はさておいて、
誤解かもしれず、実際どのようになっているのか?
既報までに調べた引例を参考にして、
思い当たる要因・データとの対応を引き続き追加更新する予定です。
<平均気温、湿度の推移>
先ず、今年の4月、5月初旬の平均気温を調べました。
既報の引例(静岡県、磐田市)によれば、今年の4月までの気温の推移は1月はどちらかというと平年以下の日が多く、2月はほとんど平年以下で特に中旬は 3~4℃も平年より低いく、3月に入ると平年を大きく上回る日が多く、4月に入ってここ数日は平年の 2月末位の気温になっているという。
(詳しくは、http://utyscafe.hamazo.tv/c608309.html)
今年の5月2日の気温は全国押しなべて低いことがわかります。
引用:気象庁 日最低気温平年差http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/
mdrr/tem_rct/index_mntemsad.html
気温と雨量の統計「今朝の最低気温」
一例として、東京都 の推移を見てみると、概ね同様な傾向。
東京の気候(気温、降水量)
詳しくは>>http://weather.time-j.net/Stations/JP/tokyo
月別の平均気温、平均降水量、雨温図
(統計期間:1981~2010)
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最高気温( °C) | 9.9 | 10.4 | 13.3 | 18.8 | 22.8 | 25.5 | 29.4 | 31.1 | 27.2 | 21.8 | 16.9 | 12.4 | 20.0 |
平均気温( °C) | 6.1 | 6.5 | 9.4 | 14.6 | 18.9 | 22.1 | 25.8 | 27.4 | 23.8 | 18.5 | 13.3 | 8.7 | 16.3 |
最低気温( °C) | 2.5 | 2.9 | 5.6 | 10.7 | 15.4 | 19.1 | 23.0 | 24.5 | 21.1 | 15.4 | 9.9 | 5.1 | 13.0 |
降水量(mm) | 52.3 | 56.1 | 117.5 | 124.5 | 137.8 | 167.7 | 153.5 | 168.2 | 209.9 | 197.8 | 92.5 | 51.0 | 1528.8 |
5月2日24時
最低気温 平年値
東京 |
10.6℃ | 13.7℃ |
やはり寒暖差が今まで以上に今年の5月は大きいようです。
この現象が増幅、慢性化すれば、大気汚染微粒子(SPM:サブミリレベル、AM2.5:ミクロンからサブミクロンレベル)、および超微粒子(ナノレベルでいつまでも浮遊)の発生源、発生物質の解析、および発生メカニズムを究明して、対策を講じないと、長い眼で見たCO2、メタンなど温室効果ガス削減による地球温暖化防止、オゾン層破壊ガスなどをはるかに通り越して、近未来に地球環境、ひいては生態系に悪影響を今まで以上に与える可能性は大きいと危惧しています。
次に、SPRINTARS「大気汚染粒子」(アーカイブ:年次推移)との対応
を確認予定。
参考投稿:
エアロゾルに係る記載(その27:PM2.5大気汚染物質推移のSPRINTARSアーカイブによる調査)
関連投稿:
異常気象など天変地異に係る記載(その11:インド、寒波で多数死亡とはなぜなのか?)
(2013-01-12 ) まさか低緯度の亜熱帯~熱帯地域でと想われるインド周辺地域でも寒波に見舞われました。多数の死者?も出したそうです。