'11-05ー10投稿、追加・更新強調
既報(その3)に引き続いて、既報(その2)に記載した別の前提条件を引用して、海水中に沈積した放射性物質からの崩壊放射線エネルギーが海水温度の上昇に全て消費されたとして、その熱エネルギー量と昇温効果を個人的に試算してみました。
<今までの被曝エネルギーと温度変化の試算結果>
1.紫外線(その2:1.の結果から抜粋)
温度変化(℃)
=発熱量:1.9×10+13(cal/日)÷海水量:1.4×10+1518乗(g)
≒1.4×10-2 5
=0.014 0.000014(℃)/日
2.崩壊放射線(試算1) その3の結果から抜粋
・前提条件:Bq→Sv換算係数=0.02×10-6 を引用
温度変化(℃)
=発熱量:2.0×10+12(cal/日)÷海水量:1.4×10+1518乗(g)
≒1.4×10-36
=0.00140.0000014(℃)/日
* 海水量≒1.4×10+1518乗(g)
(370km四方×10m深さ)
<崩壊放射線による昇温効果>
(試算2)
1)前提条件: 六号通り診療所所長のブログ<<詳しく見る>>
放射性セシウム137 Bq→Sv換算係数
吸入で3.9×10-8(Sv/Bq)を引用
→1Bq=3.9×10-8 VS 2×10-8(その2で引用)
2)海水中の崩壊放射線量の熱エネルギー換算
・海水の吸収放射線量(Sv)への換算
=5×10+15(Bq)×3.9×10-8
=19.5×10+7 (Sv) ≒2.0×10+8 (Sv)
・熱エネルギーへの換算(J/日)
=2×10+8 (Sv)×(24時間×60分×60秒)(秒)
=2×10+8 (Sv)× 86400(秒)
≒1.7×10+13(J/日) =1.7×10+13(W/日)
→1.7×10+13(W/日)のエネルギーを熱量(cal)換算すると、
・発熱量=1.7×10+13(W/日)× 0.24(≒1÷4.19)
≒0.4×10+13(cal/日)
温度上昇は、海水の比熱≒1として、
水量(g)×温度変化(℃)=熱量(Cal)から、
・温度変化(℃)
=0.4×10+13(cal/日)÷(1.4×10+1518乗)(g)
≒2.9×10-26
=0.0029 0.0000029 (℃)/日
⇒今回の試算によると、熱エネルギーへの変換は紫外線と比較して、約20%となりました。計算式は既報(試算1)と同様。 単に、実効線量換算係数によって、その発熱量、温度が変わりましたが、検算しました。
換算式が間違っていたらコメントよろしく願います。
最新の画像[もっと見る]
- 放射化現象に係る記載を調べました。(その10-7:地震予兆現象と環境放射能との関係) 12年前
- 放射化現象に係る記載を調べました。(その10-7:地震予兆現象と環境放射能との関係) 12年前
- 放射化現象に係る記載を調べました。(その10-6:地震予兆現象と環境放射能との関係) 12年前
- 放射化現象に係る記載を調べました。(その11:環境放射能を低下する微生物) 12年前
- 放射化現象に係る記載を調べました。(その10-5:地震予兆現象と環境放射能との関係) 12年前
- 放射化現象に係る記載を調べました。(その10-5:地震予兆現象と環境放射能との関係) 12年前
- 放射化現象に係る記載を調べました。(その10-5:地震予兆現象と環境放射能との関係) 12年前
- 放射化現象に係る記載を調べました。(その10-3:地震予兆現象と環境放射能との関係) 12年前
- 地異に係る記載を調べました。(その13:自然放射線強度の高い地域周辺の特異現象) 12年前
- 地異に係る記載を調べました。(その13:自然放射線強度の高い地域周辺の特異現象) 12年前