水徒然2

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地球温暖化に係る記載を調べました。(地球は温暖化中なのか?寒冷化中なのか?)

2013-02-24 | 地球温暖化・寒冷化関連

'13-02-24投稿

 別報引用記載にて、中国は世界最大のエネルギー消費国で、火力発電所や工場、自動車などの化石燃料の利用急増が大気汚染の深刻化や地球温暖化の原因となっているという。

 一方、週プレ NEWS 2012-12ー05 
中国の大気汚染が3年以内に北半球を氷づけにする? /続きを読む
という。

 また、既報(その11:インド、寒波で多数死亡とはなぜなのか?)で記載したように、亜熱帯地域で史上稀な寒冷化しており、まったく、矛盾する現象が発生しています。

 以下、地球は温暖化中なのか?寒冷化中なのか?に係る記載を調べました。

関連投稿:
地球温暖化に係る記載の整理(~12-07-03)

 

 YAHOOニュース

地球は温暖化なのか? 氷河期なのか?

週プレNEWS 2月22日(金)11時10分配信

「ちょうど1年前、ロシア科学アカデミーから「2014年から地球は小氷河期(ミニ・アイスエイジ)に入る」という発表がされた。しかし、地球は今、人間のCO2排出のために急激な温暖化の最中だったはずでは? どちらが正しいのだろうか。

CO2が増えているのは間違いない。1945年頃までは300ppmだったCO2濃度は戦後になって急増し、2000年には390ppmを記録している。

気温の上昇も事実だ。地球温暖化への警鐘を鳴らし続け、2007年にノーベル平和賞を受賞した「IPCC(気候変動に関する政府間パネル)」という巨大機関が発表した北半球の平均気温グラフを見てみると、確かに1000年前から気温は上がり続けている。

そして同時に、このグラフは過去1000年の気温変化に、「人間のCO2排出量」の影響を加えて「2100年までの平均気温」をはじき出し、「最低で1度、最大で6度の上昇」と予測する。現在の「地球温暖化」論の元ネタが、このグラフなのだ。

しかし、アジア各国で自然災害を調査してきた長崎大学の小川進教授(工学、農学)は、このグラフの正当性を疑う。

「このグラフは1000年前をスタートにしていますが、数万年もさかのぼれば、この数十年間の気温の上昇線より急角度の変動は、何回も現れるんですね。だから、現在の地球温暖化の原因が、人間のCO2排出のため“だけ”といえるのかは疑問です。ちなみに私はタイなどで『地球温暖化が原因』といわれた水害を調査してきましたが、それらの最大の原因は、水利施設の不備や、大工場の乱立による局地的温暖化だったりしたんですよ」

確かに40万年前までさかのぼった気温変動のグラフを見れば、人間に関係なく現在よりずっと暖かな時期が、地球上には何度も存在している。さらに、20世紀における気温とCO2排出量の変化を並べてみると、人間が化石燃料をガンガン燃やしだす1946年以前から、すでに地球の温暖化は始まっていたことがわかる

そう考えると、地球の温暖化が原因とされる多くの問題も、数々の疑念があがる。

例えば、ここ数年の都市部で起きている猛暑。しかし、これは「ヒートアイランド現象」の性格が強く、地球全体の温暖化とは別モノとして考えるべき話だ。

さらに、南極の温暖化。「南極昭和基地」の今年1月の平均気温は、観測史上2番目に高い0.8度。しかし昨年9月は、観測史上4番目に低いマイナス23.2度だった。長期的な温暖化傾向はないといわれている。

今年1月のカナダ環境省の衛星画像解析では、北半球の高緯度エリアでは10年間に20%の速さで積雪面積が縮小していることが確認された。しかし一方「ヒマラヤ氷河地帯」は、昨年4月のフランスによる調査でほとんど氷雪は減っていないとわかっている。

地球の気候は、あまりに複雑だ。ある地域のある時期だけを見て、地球全体の気候を語ることなど到底できないのだ。

■週刊プレイボーイ9号「やっぱり『2014年より地球は氷河期』説は本当か?」より

最終更新:2月23日(土)10時30分」

ロシア科学アカデミーから「2014年から地球は小氷河期(ミニ・アイスエイジ)に入る」という。

地球は温暖化中なのか?寒冷化中なのか?
本当にどちらなのでしょうか?

 20世紀における気温とCO2排出量の変化を並べてみると、人間が化石燃料をガンガン燃やしだす1946年以前から、すでに地球の温暖化は始まっていたという。

 ここ半世紀で温暖化によって、海水温の上昇、平均気温の上昇をもたらした主因はCO2のみではない?ようです。

現状のCO2の増加による温暖化効果では氷河期をとめることはできないということか?

 かと言って、CO2削減対策を強化せずに、がんがん化石燃料を燃やせば、CO2のみならず、煤、揮発性化合物(VOC)、NOx、SOxが増加して昨今のような大気汚染物質による呼吸器疾患などが増加したり、これらは大気汚染粒子による局所的な日傘効果」によって、わが国でも地域差はあると思われますが、今冬、かなり寒いと感じる方も多いと思います。

関連投稿:
異常気象など天変地異に係る記載(その17:大気汚染粒子が慢性化して寒冷化するという)

(2013-02-08 )

 温室効果ガスが引き起こすもっとも衝撃的な記載として、
既報温室効果ガスに係る記載(その1:海底火山活動との関連)の引用記載「オントンジャワ海台における地球史上最大の火山活動の原因を解明」によれば
「・・・ 前期白亜紀の約1億2千万年前に起きた、地球史上最大といわれる火山活動によって形成された玄武岩溶岩で作られた巨大火山です。この大規模な火山活動によって大気中に大量に噴出された二酸化炭素などの温室効果ガスは、地球の温暖化を引き起こします。この激しい温暖化は、極域の氷床を融かし、冷たい海水が海底に流れ込むことによって起きる海洋大循環を止めます。その結果、酸素に富んだ海水は海底に届くことがなくなり、海底の酸素が欠乏する状況を作り出し、生物の大絶滅を招きました。これを海洋無酸素事変・・・」という。

 現状の約400ppm(0.04%)のCO2が極端に増加すれば灼熱地獄になり、生物は絶滅するという。

ちなみに、創世記の地球は大気の80%は、二酸化炭素が占めていて、超温室状態であったともいう。

 また、このような関係図もあり、南極の気温とCO2濃度は対応しているようです。
   (google画像検索から引用)

 CO2は水温が高くなると水に溶解していいるものが大気中に出てくるようです。海水温度の上昇に影響する要因にも注意が必要であると思われます。

 


       (google画像検索から引用)

 

 また、水蒸気、CO2、メタンはじめとする温室効果ガスは単に赤外線を吸収して宇宙に放出させない効果ですが、太陽光をはじめとする環境中の各種の放射線、電磁波は最終的に熱化して水温を上昇させるので、最終的には地球温暖化の原因となると思われます。 

 

 
   (google画像検索から引用)

 

参考投稿:
地球温暖化の要因に係る記載(その2:各種温室効果ガスの影響度)
温室効果ガスに係る記載(その2:温室効果ガスCO2、メタンガスの鉛直分布の測定方法)

 


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