'13-01-23投稿
最近のわが国を含む北半球の寒冷化など天候不順現象には一体どのような原因であろうか?と杞憂しています。
今冬のインド周辺の亜熱帯~熱帯地域、中国、および、英国などの高緯度地域での異常な寒冷現象。
わが国でもめりはりのない春夏秋冬がここ数年来続いていますが、
特に最近では既報わが国の冬の気温と今年の寒冷化との対応から、気温海水温が漸増する地球温暖化中にも係らず、一過性ながら、寒冷現象が時折発生しており、今後も寒冷化現象が発生する予報されています。
気象庁 | 週間天気予報によれば、
www.jma.go.jp/jp/week/全般週間天気予報 平成25年1月22日10時45分 気象庁予報部発表 予報期間 「1月23日から1月29日まで 北日本と、東日本から西日本の日本海側は、寒気や気圧の谷の影響で、曇りや雪または雨の日が多いでしょう。 ...最高気温・最低気温ともに、平年並か平年より低くなりますが、期間のはじめは平年より高い所があるでしょう。」という。
別報エアロゾルに係る記載(その23:大気エアロゾル(微粒子)予測 ) )にて紹介しました
九州大学 http://sprintars.riam.kyushu-u.ac.jp/index.html
SPRINTARSエアロゾル予測(簡易版)予測詳しく観る
(大気浮遊粒子状物質(エアロゾル)による気候システムへの影響及び大気汚染の状況を地球規模でシミュレートするために開発された数値モデル)から、
今回は寒冷化現象とSPRINTARSエアロゾル予測との対応を個人的な関心で調べてみました。
既報でも記載しましたが、妄想?誤解?かもしれませんことを
予め断っておきます。
先ず、週間予測との関係を診てみると、
(大気エアロゾル(微粒子)週間予測2013年1月22日 発表:今週の参考転載データは既報で参照できます。)
予め断っておきます。
先ず、週間予測との関係を診てみると、
(大気エアロゾル(微粒子)週間予測2013年1月22日 発表:今週の参考転載データは既報で参照できます。)
太陽光を反射する大気汚染粒子が多く分布しているという観点で上記のわが国における一過性?の寒冷現象が発生し易いのは以下の地域と個人的には推察されます。あくまでシミュレートなので、風任せのエアロゾルの飛来によって誤差はあるとは想われますが、大局的な寒冷現象の原因ひとつとして参考になると想われます。
東海、近畿、中国、四国、
九州、沖縄
九州、沖縄
気象庁の予報では(東日本から西日本の日本海側は、寒気や気圧の谷の影響で、曇りや雪または雨の日が多いでしょう。)
⇒日本海側では冬季は寒気、降雪は通常ですので、太平洋側での推移がどうなるだろうか?
⇒日本海側では冬季は寒気、降雪は通常ですので、太平洋側での推移がどうなるだろうか?
具体的な各地域の温度情報は
気温と雨量の統計
今朝の最低気温http://weather.time-j.net/Temperature/LowsList
から知ることができます。
今朝の最低気温http://weather.time-j.net/Temperature/LowsList
から知ることができます。
大気汚染粒子:
以前のデータベースとの対比が必要ですが、
中国はもとより、インド、東南アジア諸国へかけての大気汚染粒子の拡散は激しい?ようです。寒冷化に影響しているかもしれません。
以前のデータベースとの対比が必要ですが、
中国はもとより、インド、東南アジア諸国へかけての大気汚染粒子の拡散は激しい?ようです。寒冷化に影響しているかもしれません。
中国は濃霧のみではなく、寒冷現象も起こっていないのか?と気になるところです。
別報の記載から、
「大気汚染粒子」中で
・すす(黒色炭素)など黒色のものは太陽光を吸収しやすい
・硫酸塩エアロゾルなどは白色のものは太陽光を反射しやすい
傾向になることが推測されます。
インドネシア上空(成層圏)のエアロゾル
'11-12-14記載:
'11-12-14記載:
「硫酸粒子に見られるサテライト構造を呈しているが、結晶質(長方形の物)も見られていることから、硫酸以外に何かが混合していることが予想される。」
(引用出典:名古屋大学 太陽地球環境研究所
大気圏環境部門 東山分室)
詳しく見る>>
11.冬季北極大気中の大気エアロゾル粒子
'11-12-14記載:
「・・・冬季北極では海塩粒子に硝酸イオンが混合していることが多い。」
(引用出典:名古屋大学 太陽地球環境研究所
大気圏環境部門 東山分室)
詳しく見る>>
黄砂:
際立った発生はないようですが、南半球のオーストラリアの赤い砂嵐、および別報の引用文献(イラク(中東)からの黄砂)など1km以上の大気圏上層部に浮遊して飛来する影響についてもグローバルな地域の異常気象に対して個人的には影響するのでは?と推察されます。