水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

地震および津波に係る記載(その21:震度5以上の地震が発生し易い砂鉄鉱床地域周辺の状況)

2012-12-20 | 地震・津波関連

'12-12-18投稿、12-20追加・更新

 地震はプレートテクトニクス(大陸移動に伴なう地殻に与えるストレス)によって、地殻が大小さまざまに振動する日常茶飯事な現象ですが、大中規模地震は一口に言えば、プレート境界、火山帯の周辺地域で発生しています。詳しく見る>>

しかし、その中でも、既報「地震および津波に係る記載(その1)」にて、わが国において昨近の頻発する震度5前後の地震は概ね福島原発などの周辺で環境放射能が比較的高く、かつ砂鉄鉱床(鉄鉱石)が多い地域で発生し易い傾向であると思われます。
  一口に鉄鉱床と言っても、玄武岩、酸性岩類のチタン分が少ない花崗岩系、塩基性岩類のチタン分が多い閃緑岩系などあるようです。また、ウラン鉱石は花崗岩系に多く存在すると言われています。
  個人的には、砂鉄鉱床と下記の大中規模地震発生地域と対応しているように想っていますが、それ以外の要因、特に、砂鉄鉱床と環境放射能、地磁気との関係について理解しなければと思っています。

 既報でも記載しましたが、妄想?かもしれませんことを
予め断っておきます。

 ・大地震発生地域
世界の火山帯、プレート周辺で昨今起こっていますが、

わが国においては、

 東北地方の三陸明治、昭和、平成(3.11)の三陸沖地震首都圏関東大震災、兵庫県阪神淡路大震災3.11後の東日本~房総半島昨近の震度5前後の群発地震静岡県東部地震長野県昨年の長野県北部地、新潟県新潟地震日本海中部地震、十勝沖地震、青森県六ヶ所村昨近の地震、三陸沖北東北で震度5弱、津波1メートルM7・3など

参考投稿:地震および津波に係る記載(その4:記録に残る大地震・大津波発生地域の整理)


・砂鉄鉱床地域

引用文献:日本の主な砂鉄産地 井口一幸著〔古代山人の興亡〕よりhttp://www.geocities.jp/tyuou59/satetu.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・鉄元素が多く存在する地域

産総研で公表されている元素の濃度分布図である地球化学図

地域別の元素濃度全国の地球化学図(海・陸))のデータによれば

砂鉄に関連すると思われるFe2O3の元素濃度分析結果は 

地球化学図Fe(クリック

⇒上記の主な砂鉄産地以外に海域を含めて、伊豆半島沖海域、静岡県東部、日本海、福井県、十勝沖、鉄元素が多い。砂状、礫状、塊状かどうかは不明。


環境放射能の影響を受けやすい地域
(原発周辺、高自然環境放射線地域など)

   
   引用:石の下にも5年かも
  http://baikautsugi132.blog24.fc2.com/

「本邦初公開!?:日本の地下水源から出る放射能分布地図発見!」によれば、http://quasimoto.exblog.jp/1923831

 

 自然放射線強度の高い地域 

 「全国の放射能濃度一覧」(http://atmc.jp/)


自然放射線マップ


  (google画像検索から引用)

- 日本地質学会 - 日本の自然放射線量
http://www.geosociety.jp/hazard/content0058.html#map



 (この全国の自然放射線量は地質の組成から試算されたもの。)

 

  周辺の状況

砂鉄鉱床が多い地域の地殻がどのように地震に影響しているのかも、個人的には不詳ですが、今回、あらためて砂鉄鉱床、環境放射能だけにこだわらず、以下に整理しました。

土砂災害(「土砂崩れ」「土石流」「地盤沈下(陥没)」「堤防などの決壊」)も地殻(地質)、環境放射能などの影響があるのでは?と個人的には思っています。

・地溝帯、構造線の周辺

 ・中央地溝帯(フォッサマグナ)と構造線
西縁は(糸静線)、東縁は新発田小出構造線及び柏崎千葉構造線
 地震によって地盤が緩んだ地帯と赤色の中央地溝帯もしくは他の地溝帯の近傍に土石流が発生しやすい要素が あるのか?
 

 

 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(2011/06/10 08:19 UTC 版)
 (google画像検索から引用)

 ・古代の化石・有機物堆積物が多い地域
(天然ガス、メタンハイドレイド、油田、メタンガス、褐炭など)
メタンなど天然ガスの影響

 

 

 

 

 

 (google画像検索から引用)


・地質(火成岩、変成岩、堆積岩)の分布

   

 (google画像検索から引用)

岐阜県同様中央構造線周辺に種々の地層が存在している。


・火山帯、プレート分布

 

 

  やはり、環境放射能が高く、砂鉄鉱床が多い地域が地震に影響しているのか?
引き続いて、他の要因について調べる予定です。

 

 

 


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