水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

放射化現象に係る投稿(その4:【再掲】地震予兆である地震雲と環境放射能との関係に係る考察)

2013-05-09 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

 '12-12-11、'13-05-09再掲

 別報火山帯活動の活性化に係る記載(4:フィリピン・マヨン火山が噴火 わが国の巨大地震への連動性は?)との関連で下記の地震雲形成が現状わが国の周辺でどのようになっているのか?気になり再掲しました。

 

 地震発生前に環境放射能が低下する「爆縮現象」に着目して、

 放射能の影響を原点として、個人的な観点で、
さまざまな要因・現象との係り整理しています。

 今回のテーマと少しずれるかも知れませんが、砂鉄鉱床が多い地域では地震が発生しやすいのでは?と個人的には思っています。

 一例として [注目]地震は環境放射能と砂鉄が多い地域で発生し易いのか?において、メカニズムは不詳ですが、個人的には、自然放射線強度の高い地域を含めた環境放射能が高く、かつ砂鉄鉱床周辺地域では地震発生確率高いのでは?と想っています。

東北地方の三陸明治三陸地震、東日本~房総半島昨近の震度5前後の群発地震、長野県昨年の長野県北部地、兵庫県阪神淡路大震災、新潟県新潟地震、首都圏関東大震災、青森県六ヶ所村昨近の地震など

 参考資料:

引用文献:日本の主な砂鉄産地 井口一幸著〔古代山人の興亡〕よりhttp://www.geocities.jp/tyuou59/satetu.html

 環境放射能として自然放射線強度の高い地域もあげられます。

地異に係る記載(自然放射線強度の高い地域周辺の特異現象によれば、

  「全国の放射能濃度一覧」(http://atmc.jp/)


自然放射線マップ


  (google画像検索から引用)

- 日本地質学会 - 日本の自然放射線量
http://www.geosociety.jp/hazard/content0058.html#map



 (この全国の自然放射線量は地質の組成から試算されたもの。)

  加えて、地震の発生しやすい地域と思われる地下水の放射能汚染もあるようです。

環境中の水の性状異変に係る記載(その1:地下水の放射能汚染はどのようにして起こるのか?)の引例の記載によれば、

「・・・日本の地下水源から出る放射能分布地図発見!」

http://quasimoto.exblog.jp/19238315(一部割愛しました。)

「・・・アメリカには実に興味深いサイトが存在することを発見したヨ。それは、「地下水から出る放射能を測定しそれを地図にすることのできる」ものである。本邦初公開。おそらく日本人でこのサイトに気づいたものはその筋の専門家くらいだろう。以下のものである。・・・

 

 

 

・・・日本全国の地下水がところどころかなりの放射能を出していることが検出されているのである。これは驚くべき事実である。・・・

これは何を意味するか?

そう、その地域には原子力発電所があるのである。・・・」という。

  地震雲については、既報地震(含む津波)予知・予兆に係る記載(その4-2:地震雲発生メカニズム)の引用文献の記載では、

「・・・地震雲による地震予知について・・・
(一部抽出しました。雲のモデル図の一部は割愛しました。本文参照)
地震雲とはどんなものか 
「地震雲とは、地震発生前後に出る特異な雲のこと全般のことをいうようです。  一言に地震雲と言ってもいろいろな種類があります。

筋状地震雲1


 飛行機雲と間違えるかもしれないが、飛行機雲とは違って長い時間上空に留まっている傾向がある。雲の流れで震源の方向がある程度予測でき、雲の長さで地震の規模を推定できる。 巨大地震の前には、地平線から地平線までの長い筋状地震雲が現れる。また、筋雲の数も1本だけでなく幾本も現れることがある。 日本海中部地震の数日前に図のような地震雲を発見し、東北から南西にかけて長い筋雲が1時間以上滞空した。
筋状地震雲2
 
放射状に出現する筋雲で、震源方向から広がるように移動する。これも雲の長さで地震の規模が予想でき、地平線から地平線まで届くような雲が出れば、大地震の可能性が高い。98年8月29日の東京湾地震の数日前には、図のような雲が空を一周して、同心円の中にいるようになってました。
断層状地震雲
 まるで空を二分するような雲で、一見してすぐに異様な雲だとわかります。空と雲との境目がはっきりするほど地震の規模が大きく、空一面に出れば大地震となります。阪神大震災の数日前に京都の亀岡で、空が半分に割れたような雲を見て、大地震が起こると判断しました。
うろこ雲状地震雲
 よく秋の空に出る鱗雲、しかし鱗雲は地震の前兆であることも多いのである。
鱗雲が図のように断層状になっていたりすると、地震の前兆だったりすることが多かったようです。これも、鱗雲の流れる方向で震源の方向が予想できました。雲が空全体の占める割合で地震規模も予想できますが、低気圧の前などにも空全体に現れることもあり、地震雲と見分けるのは難しいかもしれない。
波状地震雲
 空の雲の固まりが波状になっていたり、帯状の雲が波状になっていたりすると、地震の前兆だと思われます。一見して不気味な空だとわかりますので、見分けはつきやすい地震雲だと思います。この雲も、雲の進行方向で震源の方向が予想できましたし、雲の大きさや、波のきめの細かさで震度が予想できました。波のように見えるのは、海洋型地震の前兆のためという説もあります。
竜巻状地震雲 

 竜巻状や、竜状、蛇状など、これも一見して不気味な雲とすぐにわかる形状をしております。震源地から竜巻が吹き出すような感じの写真が、阪神大震災の前に撮影されて、その写真がよく報道されたのでご存じの方も多いと思います。また、竜が空を泳いでいるような雲を、大地震の前に目撃された例もあるようで、これが出ると近くで大地震が起こる可能性があるので、このような雲を見たら注意しましょう。
 上記に述べた以外にも、地震の前兆となる気象現象はいろいろあります。  朝焼けや夕焼け、月などが異様に赤くなる現象(赤化現象)や、ふつうと違う虹などが挙げられます。  ただし、上記のような雲は低気圧や前線が近づいてくると同じような雲が見られます。そのような雲との見分け方については経験に頼るしかないので、日頃の観察を続けるしかないでしょう。・・・ 本当に大地震の前には、一目見ただけですぐに「おかしい」雲だとわかりますので、そのような雲が現れたら、身近で動物たちが異様な行動をしていないか等のチェックをした方がよいでしょう。  また、いつ阪神大震災のような巨大地震が襲ってくるかわかりませんので、地震に対する備えが重要です。」詳しく見る>>・・・」という。

 上記の引用では環境放射能が雲の発生形態に及ぼす影響については言及していませんが、朝焼けや夕焼け、月などが異様に赤くなる現象(赤化現象)や、ふつうと違う虹などは環境放射能によって大気中のエアロゾル励起されて発光しているのでは?とも思われます。

詳しくは既報>>放射化現象に係る投稿(その3:地震予兆としての異常発光現象と環境放射能との関係)のメカニズムなのかもしれません?

 もうひとつの引例でも環境放射能と砂鉄鉱床については言及していませんが、「・・・地震が発生するときには、凄まじいエネルギーが放出されるわけですが、これは地震が発生したときだけに放出されているだけではありません。地震が発生するまでにも、岩盤が圧縮されて少しずつ崩壊していくのです。
 その岩盤が崩壊するときには圧電効果や摩擦により電荷が発生します。そのエネルギーは大きいもので雷の何百倍になるといいます。  そんなエネルギーが地中で発生すると、地面を伝わり、一部は地表に達します。地表に達したエネルギーは大気に放出されて電荷を帯びたイオンとなります。そのイオンが大気中の水分と結合し雲となると考えられます。
 また、電気エネルギーが発生するということは、同時に磁力や、電磁波、熱、光、音響などが発生することが予想されます。
 
地震雲以外での地震予知の項目で説明しますが、地震前の発光現象や、地鳴り、動物の異常行動などの奇怪な現象も、地震によるエネルギーの放出で説明できてしまいます。 左図のように、地中で起こった地震の前兆の岩盤の崩壊による電気エネルギーが、地中を伝わり、地表から飛び出したものが、大気中の水蒸気と結合し、結晶化して雲を作り出していると考えられます。  地中の電気エネルギーの伝わり方により、さまざまな形の雲を作り出していると思われます。

 ・・・」詳しく見る>>                             
」という。

地震雲はどのような環境で発生しているのか?

既報、天変に影響する要因に係る記載(大気圏での放射性物質分布)によれば、

<大気圏に存在する物質>
:約12000m(約12km)高さまで
水蒸気:~約100km(~数%の水蒸気濃度)
オゾン:地表~約60km(主に成層圏(約10km前後)
火山灰:~約10km?(山の高さ、噴火規模によって変化)
砂塵:~約3,000m~上限(?)
 ・黄砂 砂漠などから砂嵐によって飛散  
放射性物質(放射能):
  ・自然環境放射性物質岩石などの風化塵
 ・核実験、原発の残留放射性物質の風化塵
(放射性物質:黄砂などに吸着していれば、3000m前後???)

 まえがきが長くなりましたが、

 今回は地震の予兆といわれる肉眼で見える天変現象である地震雲を環境放射能との関係に着目して採り上げて、

 その発生メカニズムに対して既報に記載した宇宙、太陽からの放射能の影響、および地球内部地殻からのニュートリノ  、ラドンなど環境放射能はどのように作用しているのか?考えてみました。

 以下、妄想を含めながら記録していることを予め断っておきます。

 (個人的な見解)

一般的に、水蒸気が大気中のエアロゾルを凝結核として水滴化して形成されていますが、わかりやすい例として人工降雨剤はエアロゾル化して大気中に散布されています。

参考投稿: エアロゾルに係る投稿 ( '11-03ー23~ '12-07ー14)
(2012-07-15 06:43:09 | 放射能など有害微粒子・エアロゾル関連)

地球環境には、さまざまな「エアロゾル」が存在しています。

「・・・ 気体中に浮遊する微小な液体または固体の粒子をエアロゾル(aerosol)といいます。・・・粒径についていえば,分子やイオンとほぼ等しい0.001μm=1nm程度から花粉のような100μm程度まで約5桁にわたる広い範囲が対象となり・・・最近では,地球温暖化や酸性雨,オゾン層破壊など,地球環境問題におけるエアロゾルの役割などが注目されています。よりよい地球環境を子孫に残すためにも,エアロゾル粒子の大気環境に及ぼす影響の解明が急がれています。・・・」という。

上記引例の図中に記載されている「地面から放出されるイオン化粒子」の正体は不詳ですが、電荷をもったエアロゾルに相当すると想われます。 

 また、エアロゾルの一種である人工降雨剤の組成としてヨウ素化合物などの人工降雨剤が使用されています。
「・・・地球環境の改善を目的としてヨウ化銀、ヨウ化銅のエアロゾルは人工降雨剤として利用されています。続きを読む>>」という。

 環境放射能のひとつである放射性ヨウ素、セシウムなどのエアロゾルも地震雲の形成に影響しているのだろうか?

 地震予兆である地震雲の形状は凝結核として作用するエアロゾルの分布状態が環境放射能、および大気イオン、オゾンなどの作用によって、一般的な雲形と異なって空に顕われているのではと個人的には思われます。

 地殻、大気圏、成層圏に存在するさまざまな物質からなる凝縮核エアロゾルの存在状態電荷的および磁気的に変化させるメカニズムに対して、下記の要因が何らかの影響をしているのかと現状、推察されます。

1)地磁気の変動、電離層の崩壊などによって巨大な爆発現象「太陽フレア」接近など宇宙からの放射性微粒子、電磁波放射線の大気圏への侵入

2)大陸移動に伴う地殻変動によって発生する電荷、イオン、オゾン、地面から放出されるイオン化粒子(上記引例)の増加

3)海底火山噴火による水蒸気爆発的に水を含んだ微粒子状の火山灰エアロゾルの地上、大気圏に間歇的かつ方向性をもって噴出

4)地殻内部の核反応に伴う環境放射能(アルファ線、ベータ線、ガンマ線、ニュートリノ、・・・)

5)地球温暖化、もしくは原発、核実験に由来する環境残留放射能からの崩壊放射線の発熱による海底近傍の海水温度上昇に伴なうメタンハイドレイドからのメタンの化学的な解離、海水からのCO2のガス化

⇒上記の海底火山噴火などによる物理的に形成された亀裂、地球温暖化による海水温度上昇に伴なうメタンハイドレイドからのメタンの化学的な解離による空隙、および環境放射能からの崩壊放射線の発熱による水の表面張力、粘度の低下に基づいて海底地殻内部への水の浸透を増してマグマを刺激して水蒸気爆発を間歇的に発生させて、引例に記載されている地震雲を誘発しているのか?加えて地殻中の微生物など生態系の損壊によって地盤強度を低下させて亀裂が発生している可能性があるのではと妄想しています。

 プレートテクトニクス(大陸移動に伴う地殻変動による亀裂 ⇔微、小、中地震
                     ↑↓ 

 環境放射能による海底地盤強度を低下    ⇔    比較的大地震
  (亀裂・空隙、ラドンの増加)               (地震雲、電波ノイズ)
 

現状考えられます。

上記の引例の雲の形状は通常の雲の形成とは異なり、異常な筋状、断層状、うろこ状、波状、竜巻状とのことから、放射性?のエアロゾルを凝結核を含む水滴を大気中に噴出させているのだろうか?

  しかし、周辺地域の放射能強度が高いのに、なぜ環境放射能が地震前に低下する「爆縮現象」が生ずるのか個人的にはよくわかっていません。環境放射能もしくは放射能が吸着したエアロゾルが水滴に含まれて地上近傍から上空の雲となる過程においてガンマ線を発生させる放射能が一時的に低下するのだろうか???

  また、地震前にラドン、ニュートリノなど環境放射能が大陸移動に伴う地殻変動による地殻の亀裂、空隙を移動して地下水中に増加することによってその崩壊熱によって間断的に水蒸気化して 地震雲が形成されているのでしょうか?

 既報に記載した宇宙、太陽からの放射能の地震雲に対する影響について現状はよくわかっていませんが、地磁気を変動させて大陸移動に伴う局所的な地殻変動を活性化しているのみなのか?火山帯、プレート近傍の局所的な大陸移動がなぜ起こるのか?不詳ですが、基本的な問題なのかもしれません。

 また、上記の地震発生し易い砂鉄鉱床周辺など地質(電荷、磁性)によって宇宙、太陽からの放射能微粒子、地殻内部の核反応に伴う環境放射能を呼び込みやすいのだろうか?

<放射能の地震雲に及ぼす影響の現状考察>

1)地下マグマもしくは環境放射能の崩壊熱による熱的な効果による間断的な、もしくは方向性をもった突沸的な水蒸気発生

2)地震雲形状には水蒸気に含有された周辺の放射能単体、もしくは放射能が付着したエアロゾルによる凝縮核としての効果

が推察されます。 

 

 

 

 

 

 




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