水徒然2

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異常気象など天変地異に係る記載(その15-2:大気エアロゾル粒子と寒冷化現象との対応について)

2013-01-31 | 天変地異・異常気象関連

'13-01-29投稿、01-31追加・更新

 先週の表日本の東海、近畿、九州の降雪などわが国を含む北半球の寒冷化、天候不順現象には一体どのような原因であろうか?と思っています。冬になれば、このくらいは当たり前で文字通りの杞憂かもしれませんが、・・・。

  最近、中国、インドなどで問題となっている主に、車の排ガスや工場の煙を主体とした病原体スス、海塩粒子などからなる直径2.5マイクロメートル以下の微小粒子状物質「PM2.5」を含む濃霧と少なからず、関係しているのではと思って、別報にて、大気エアロゾル(微粒子)予測(詳しくは) にて紹介しましたSPRINTARS(大気1kmまでのエアロゾル予測のシミュレーション)と寒冷化現象との対応を個人的な関心で調べてみました。

既報でも記載しましたが、妄想?誤解?かもしれませんことを

予め断っておきます。

  結果として、先週の細かい解析はさておいて、大気汚染粒子(詳しくは動画参照)との対応があるのでは?と思われます。日々の対応をとってみると、はっきりするのではと想われます。

 ちなみに、以前のデータベースとの対比が必要ですが、
わが国よりはるかに低緯度の亜熱帯、熱帯地区の中国はもとより、インド、東南アジア諸国へかけての大気汚染粒子の拡散はわが国より、はるかに激しいようです。寒冷化に影響していると思われます。
PS01-31東南アジアのベトナムにも寒波が起こっていました。大気汚染粒子の拡散はわが国より、はるかに激しいことが解ります。

「2013/01/18 – タイトルに書いていますのでおわかりかと思いますが、これはつい最近のベトナムなんです。ベトナムの首都ハノイの1月14日の光景です。 今、このベトナムの北部を含めて、 アジアではタイの北部などでも、異例の寒波に見舞われています。」という。

 東南アジア上空には既報の再掲となりますが、

インドネシア上空(成層圏)のエアロゾル
'11-12-14記載:

「硫酸粒子に見られるサテライト構造を呈しているが、結晶質(長方形の物)も見られていることから、硫酸以外に何かが混合していることが予想される。」
(引用出典:名古屋大学 太陽地球環境研究所 
大気圏環境部門 東山分室)
詳しく見る>>

 

 既報(その15)において感じることは、大陸からの種々の大気汚染粒子の組成によって、
・すす(黒色炭素)など黒色のものは太陽光を吸収しやすい(温室効果による温暖化)
・硫酸塩エアロゾルなど白色のものは太陽光を反射しやすい(寒冷化)
傾向になることが推測されます。
 これらの比率については現状個人的には不詳ですが、白色系が多ければ寒冷化が進み、気温が下がると推察されます。

 具体的な日々の各地域の温度情報と大気汚染粒子との対応は
気温と雨量の統計今朝の最低気温」詳しく見る
SPRINTARS大気汚染粒子」(動画詳しく見るとの対応
にて確認しようと思っています。

1月29日
大気汚染粒子各地のエアロゾル予測今日・明日)と
朝(9:00)の気温との対応をとってみました。

大気汚染粒子が多い地区は中国、四国、九州北部であり、

上記地区の朝の気温は平年と比べて、中国、四国、九州北部が低いようですが、

動画による汚染状態の推移などを併用して比較すると、やはり概ね対応しているのか?

 今後の寒冷化の指標として参考になるかどうか?の判断は、寒いと感じた時に対応を調べようと思っています。

 いずれにしても、汚染粒子の種類による体色の違い、およびその組成は重要かと個人的には想われます。
 また、春になると黄砂の飛来量も増えると思われますが、大気圏の寒暖に対して複雑な影響を与えるだろうと想われます。

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異常気象など天変地異に係る記載(その15:大気エアロゾル粒子と寒冷化現象に係る雑感)

 

  


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