'13-04-09投稿
既報(その4:"富士山5合目に亀裂"に対する所感)
47NEWS 2012/07/10 【共同通信】
富士山5合目に亀裂、約20m 気象庁「噴火の兆候なし」によれば、
「昨年3月に静岡県東部を震源とするマグニチュード(M)6・4の地震が起きた後、山梨県側の富士山5合目で、地面に長さ約20メートルの亀裂が見つかっていた」という。*山梨県側の富士山5合目にある小御嶽神社近くの駐車場
今回、また 世界に冠たる美観を誇る富士山の顔にまた、大きな傷ができたという。
地震情報のまとめ速報
http://jishin.b5note.com/xn-0kqv4szr2a29z/14799/
富士山の滝沢林道で大規模な地割れが発生
投稿日:2013.04.08
「2013年3月31日にYouTubeにて公開された動画によると、富士山の滝沢林道で大規模な地割れが発生しているとのこと。
地割れが発生しているのは、富士山の五合目から下った標高1980メートル付近とのことで、道路の半分ほどが大きく陥没したような映像となっている。
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富士山滝沢林道地割れ – YouTube
最近の情報によれば、
テレ朝ニュース
“富士山に異変!”林道に大規模な地割れや段差(04/09 16:48)
http://news.tv-sahi.co.jp/news_society/articles/000003374.html
「富士山の林道で、300メートルにわたって大きな地割れが見つかりました。
山梨県によりますと、地割れが見つかったのは富士山山頂から北東、約5キロにある滝沢林道の路上です。標高約1800メートル地点で、約300メートルにわたって舗装された道路がひび割れたり波打っていて、70センチほどの段差も確認されたということです。雪や雨で、アスファルトの下の砂利が流れ出たことが原因として考えられるということです。現場周辺は、環境保全のため年間を通じて通行が規制されていますが、山梨県は可能な限り早く復旧したいとしています。」という。
⇒以前の気象庁のコメントでは噴火との関連はないようですが、既報の世界各地で発生している地異現象と比較して規模が小さいようですが、油断は禁物か。
参考関連投稿:
地異に及ぼす要因に係る記載(09-14更新 その5:シンクホール(地殻沈没)現象)
・・・オーストラリア東部の海岸に「直径100メートル、深さ 50メートルの穴が突然開いた」というものです。場所は、オーストラリア東部のクィーンズランドのインスキップ・ポイントというビーチ。
Sinkhole swallows south-east Queensland beach
Google Map
サンデー・モーニング・ヘラルド(豪) 2011.06.27
クィーンズランド州南東部の海岸に、突然、幅 100メートル、深さ 50メートルのの巨大なシンクホールが出現した。・・・
最近大陸移動に伴って頻発している環太平洋火山帯周辺地域での中規模地震とも関連しているのだろうか?
既報(その7:伊豆半島の地殻状況)の引例によれば、
「・・・ 伊豆半島は火山地帯であるばかりでなく,たくさんの活断層が分布し,活発な地震活動や地殻変動がおきつつある場所です.ここ20年ほどの間に1974年伊豆半島沖地震,1978年伊豆大島近海地震,1980年伊豆東方沖地震などの被害地震がおきています.さらに,伊豆半島の北西方の相模湾で神奈川県西部地震,伊豆半島西方の駿河湾では東海地震という大地震がおきるのではないかと心配されています.・・・
図6:伊豆半島とその周辺の現在の地学的状況.
伊豆半島をのせたフィリピン海プレートは,本州に対して北西ないし北北西方向に年間4cmのスピードで移動している.駿河トラフと相模トラフにおいては,本州下へのフィリピン海プレートの沈み込みが起きている.このプレート沈み込みにともなって,駿河トラフにおいては東海地震が,相模トラフにおいては関東地震や小田原地震が定期的に発生している.ところが,伊豆半島自体は火山によって暖められているために地殻が軽くなっており,沈み込むことができずに本州に衝突している.この衝突による抵抗力によって伊豆半島をつくる地殻はひずみを受け,活発な地殻活動がおきているのである.・・・」という。
本文詳しく見る>>
参考情報:
<火山帯とプレートの位置関係 >
(google画像検索から引用)