水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

地震および津波に係る記載(その21-3:震度5以上の地震が発生し易い砂鉄鉱床地域周辺の状況<再追記>)

2012-12-21 | 地震・津波関連

'12-12-19投稿、12-20更新

既報(その21)で震度5以上の地震が発生し易い砂鉄鉱床地域周辺の状況

・地下水源から出る放射能が多い地域
自然放射線強度の高い地域

中央地溝帯(フォッサマグナ)と構造線が存在する地域
・古代の化石・有機物堆積物
(天然ガス、メタンハイドレイド、油田、メタンガス、褐炭など)
 が多い地域
・地質(火成岩、変成岩、堆積岩)の混在する地域

・火山帯、プレート、海溝の存在する地域

 

の引例を整理しましたが、

やはり、環境放射能が高く、砂鉄鉱床が多い地域が地震に影響しているのか?

 また、既報(その21-2)にて、海水温度の分布地域別の元素濃度全国の地球化学図(海・陸))の引例を追記して紹介しました。

既報でも記載しましたが、妄想?かもしれませんことを
予め断っておきます。

 これらは、大地震の発生に対して相互に影響しあっていると思われますが、

 砂鉄鉱床と環境放射能が多い地域の地殻がどのようなメカニズムで地震に影響しているのか?現状、個人的には、特に、宇宙・太陽からの放射能の影響について不詳です。
砂鉄鉱床(酸性岩類の花崗岩系、塩基性岩類の閃緑岩系)と環境放射能(地下マグマ、宇宙、原発などからの)、磁性(地磁気、太陽風)異常、電磁波ノイズ、海水温度分布、異常発光、地震雲、海洋生物の彷徨との関係がどのようになっているのか???関心があります。

 大地震発生に係る「データ的な裏づけがない個人的な妄想」を既報にて提案しています。(文末参照)

今回は宇宙線、磁気異常に係る記載を抽出して再追加しました。

 宇宙環境
既報の引例によれば、

 財団法人 環境科学研究所
http://www.ies.or.jp/japanese/mini/mini_40a.html
(一部抜粋しました。)
「太陽望遠鏡によれば、
「・・・太陽の中心部の温度は1600万℃といわれ、そのエネルギーは20万から100万年もの長い時間をかけて、太陽表面に運ばれます。・・・
 太陽の表面でも活動はおこなわれ、それにともなってエックス線などの電磁波を放出しています。大規模な爆発が起こると、陽子電子などの粒子やガンマ線も放出しますが、私たちのすむ地表まで届くのは、可視光や電波、赤外線と紫外線の一部です。」

 宇宙からの放射線によれば、
http://www.ies.or.jp/ri_online/index.html
太陽系の外からも陽子などの粒の放射線がやって来ています。
この放射線は、スピードが速いため、地球の磁力線を通り抜け空気に衝突して、別の放射線を次々に発生させています。これらの放射線は宇宙線と呼ばれ、地表へ降り注いでいます。
1秒間におよそ100個くらいの宇宙線が私たちの体に当たっています。・・・

 

関連リンク

超新星爆発 太陽望遠鏡 ヴァン・アレン帯 ミューオン
ニュートリノ振動 ニュートリノ

 教えてgoo
ミューオンのエネルギーについて
「・・・二次宇宙線で地中を通り抜ける粒子はニュートリノとミューオンだと思いますが(間違ってたら訂正お願いします)ミューオンにエネルギーがあれば地中を通り抜けるまでの間その他の存在と反応しないのでしょうか?・・・

回答  ベストアンサー
>二次宇宙線で地中を通り抜ける粒子はニュートリノとミューオンだと思いますが

そもそも二次宇宙線でneutrinoって生成するのかな?と思って調べると、
http://www.alpajapan.org/kannkoubutu/cosmic/COSM …

また、この一次宇宙線が地球大気に降り注ぎ、地球大気を構成するチッ素、酸素、アルゴンなどの原子核と衝突した結果として核反応が起こり、新たに生まれた陽子、中性子、パイ中間子、ミュー粒子、電子、ガンマ線などの放射線を「二次宇宙線」といいます。地上に降り注いでいる宇宙線はすべて二次宇宙線で、一次宇宙線がそのまま直接地上に降り注ぐことはありません。それなら、航空機乗務員が乗務している海洋表面から1万~1万2000メートルあたりの高さはというと、この場合にもすべて二次宇宙線が降り注いでいると考えてよいと思います。二次宇宙線の成分は海洋表面からの高さによってかなり異なることがわかっています。海洋表面付近では、ほとんど大部分がミュー粒子と電子であるといってよいと思います。

ということで、neutrinoは少なくとも主成分ではないようです。

>ミューオンにエネルギーがあれば地中を通り抜けるまでの間その他の存在と反応しないのでしょうか?

反応するかしないかで言えば、反応しないわけがないです。
検索した結果:
http://commutative.world.coocan.jp/blog2/2011/01 …

宇宙線が地表面に降り注ぐと、各種鉄鉱物にふくまれる元素(Fe,O,S等)と宇宙線の間で核反応が発生する。この核反応には、核破砕(Cosmic-ray Spallation)、ミューオン キャプチャー(Muon capture)、ファースト ミューオン インデュースト リアクション(Fast muon induced reactions)があり、これらの核反応によって、図4に示すように、10Be、14C、53Mn、26Al等が生成される。・・・」という。

教えてgoo
ニュートリノについて
「・・・・ニュートリノは何故振動するのか?
そして
・現在ニュートリノ質量の有無はどちらの説が有力なのか?・・・

回答  ベストアンサー
>・ニュートリノは何故振動するのか?
・・・難しいことを抜きにするとニュートリノも所詮「波」であり、あるニュートリノは3種類の波の重ね合わせです。このとき、波の波長はニュートリノの質量に依存すると思ってください。で、ニュートリノに質量があり、3種類で質量が違うと波長の違う波の重ね合わせになり、「うなり」が生じます。この「うなり」の節の部分と腹の部分とでニュートリノの種類が変わってしまいます。これを「ニュートリノ振動」と呼びます。・・・

>・現在ニュートリノ質量の有無はどちらの説が有力なのか?

1998年6月に高山で行われたニュートリノ国際会議で大気ニュートリノのニュートリノ振動の観測結果が発表されて以来はほとんどの素粒子屋はニュートリノに質量があることを信じるようになっていると言っていいと思います。・・・
参考URL:http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/rccn/doc2/whatcn.html

<地球を取り巻く電磁波環境モデル図>
地軸を中心とした磁力線と太陽風との関係



    (google画像検索から引用)

 ウィキペディアによれば、
ヴァン・アレン帯
( -たい、:Van Allen radiation belt)とは、地球磁場にとらえられた、陽子電子からなる放射線帯。・・・

ヴァン・アレン帯は地球を360度ドーナツ状にとりまいており、内帯と外帯との二層構造になっている。赤道付近が最も層が厚く、極軸付近は層が極めて薄い。内帯は赤道上高度2000~5000kmに位置する比較的小さな帯で、陽子が多い。外帯は10000~20000kmに位置する大きな帯で、電子が多い。・・・」という。

(図拡大クリック)(google画像検索から引用)

⇒超新星爆発(隕石)、流れ星(彗星)、オーロラ(プラズマによる発光)などが発生して地球環境に影響を及ぼしますが、天体の衝突などによる隕石の落下などについては手の施しようがなく、文字通りの杞憂な空間でありますが、あらためて「地震」と密接に関係していると想われますが、大気圏(約100km)より上の宇宙空間の影響も大と想われます。

 宇宙・太陽からの熱エネルギー・放射線などを制御して地球を防護している電磁圏バンアレン帯、電離層および大気圏オゾン層などが破壊されて、その影響を受けているのだろうか???

 環境放射能、特に、宇宙・太陽からの放射線・粒子の質・エネルギー量の異変、もしくは増大、および火山帯における地下マグマの噴出活動の活性化による地殻からの放射能の増大に影響されているのでは??? と杞憂しています。


 次に、宇宙粒子線から地球を護っている地磁気に係る記載を調べました。

地磁気

  房総半島での巨大地震の可能性が言われています。 プレートの移動以外に、個人的には伊豆半島沖は火山帯(富士山)の活動、房総半島沖などの局所的な地磁気の反転現象(メカニズム個人的には不詳)の影響が気になるところです。本文詳しく読む>>

既報の大陸移動に係る引用地磁気の逆転と大陸移動によれば、
「・・・地磁気の逆転
 火山から溶岩が噴出すると、溶岩は固まって岩石になります。ほとんどの場合、それらは玄武岩として知られる黒い岩石で、溶鉱炉から出てきた鉄と同様にかすかに磁気を帯びています(このような過程があることは、ギルバートもすでに気付いていました)。そしてその帯磁は、溶岩が冷えたときのその場所での地磁気の方向を向いているのです。
 ある種の装置を用いれば、玄武岩の磁気を測定する事ができます。そこで、火山が過去において何度も溶岩を噴出しているならば、それらの磁気を調べて、過去に地球の磁場の方向がどのように変化したのかを調べることができます。驚くべきことに、ある時期の溶岩の中には、現在の地磁気と逆向きに帯磁しているものが発見されました。いろいろな説が提案されましたが、あらゆる観点から検討した結果、遠い昔に実際に何度か地球の磁場が反転したと考える以外に、それを説明することはできないと結論付けられました。・・・

本文を詳しく読む>>

 以下、地磁の気数々の不可思議な現象に係る記載

名古屋大学太陽地球環境研究所
「50のなぜ」シリーズ http://www.stelab.nagoya-u.ac.jp/ste-www1/doc/outreach_j.html#anchor-naze

噴火の前兆として磁気異常が起きるのは観測されている
.http://www.stelab.nagoya-u.ac.jp/ste-www1/naze/chijiki/chijiki.pdf



関連投稿(メモ):
大地震の発生要因:
地震および津波に係る記載(その14:大津波に地殻の圧電体・高温超伝導体化が影響しないか?)

地震および津波に係る記載(その13:酒で煮ると鉄化合物が超電導に)


地質構造:
地震および津波に係る記載(その10:地質構造に関連する学際分野)

環境放射能:
放射化現象に係る投稿(その2:環境放射性物質が影響する諸悪について)
環境中の水の性状異変に係る記載(その1:地下水の放射能汚染はどのようにして起こるのか?)
天変に影響する要因に係る記載を調べました。(その4:大気圏より上の宇宙空間)

地震および津波に係る記載(その8:ニュートリノの素性と発生規模に及ぼす影響度)
地震および津波に係る記載(その8-2:続き ニュートリノの素性と発生規模に及ぼす影響度)


クジラなどの打ち上げ:
地震および津波に係る記載(その20:地震前の海洋生物の彷徨に環境放射能の増加が関係するのか?)


電磁波のイズ:
地震および津波に係る記載(その19:電磁波ノイズによる地震予知はなぜできるのか )


地震雲:
放射化現象に係る投稿(その4:地震予兆である地震雲と環境放射能との関係に係る考察)


異常発光:
放射化現象に係る投稿(その3:地震予兆としての異常発光現象と環境放射能との関係)

 


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