'13-01-11投稿
既報(その8)米国の昨夏の猛暑、山火事、旱魃など異常気象の引例によれば、今後とも地球温暖化によって異常ではなく定常的に発生すると予測されていますが、度重なる飢饉によって食糧価格の高騰が懸念されます。
地球および大気圏中の水の循環挙動のバランス
および調節機能が崩れはじめて、異常気象が加速し始めたためなのだろうか?
グローバルレベルおよび局地における水の偏り、
水の多寡(豪雨・洪水⇔猛暑、渇水・旱魃)には
一体何が影響しているのでしょうか???
これらは表裏一体の関係にあると想われます。
異常気象など天変地異に係る投稿(その1)の記載によれば、オーストラリアは一度ならず、異常気象(洪水)を蒙っています。
オーストラリアの洪水による被害( Bloomberg 本文を読む「豪州:異常気象による洪水の経済損失、1兆円に到達も-財務相 」 2011-06-06)
現在、真夏のオーストラリアの異常気象に係る記載を調べました。
47ニュース
豪州は猛暑記録40年ぶり更新 大規模な山火事相次ぐ
「【シドニー共同】9日のロイター通信によると、記録的な猛暑に見舞われている南半球のオーストラリアは、8日までの各地の最高気温の平均が7日連続で39度以上となり、従来の記録を約40年ぶりに更新した。世界気象機関(WMO)によると、シドニーを州都とするニューサウスウェールズ州で5日に47・7度を記録するなど南部で軒並み過去最高を記録した。
ロイターは同国気象当局の話として、一部地域で来週の最高気温の予想が、想定を超す50度以上になっていると伝えた。
南東部のタスマニア島では100軒以上の建物が全焼するなどし、炎が迫った地域では、海上から船による避難を強いられた。2013/01/09 23:58 【共同通信】」という。本文を読む
MSN産経ニュース
豪、記録的猛暑で山火事 100近い建物が被災 2013.1.5 15:50
「南半球のオーストラリア南東部などで記録的な猛暑に見舞われて山火事が発生し、南東部のタスマニア島では5日までに、ホバート郊外の町などで学校や警察署を含む100近くの建物が被害を受け、住民が避難を余儀なくされた。地元メディアが伝えた。
地元警察によると、5日朝の時点で死傷者は確認されていない。
ホバート付近では4日、気温が42度前後と記録的な水準に達し、乾燥した気候や強い風と相まって消火活動が難航している。地元当局などは住民に警戒を呼び掛ける一方、炎が迫っている地域で救助活動も進めている。
乾燥した気候のオーストラリアでは夏の間、山火事が頻発する。
2009年には南東部ビクトリア州で大規模な森林火災が発生し、170人以上が死亡した。(共同)」という。
(転載終了)
以下、既報でも記載しましたが、妄想?杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。
既報、世界の異常気象のホットスポット(仮説)2011-07-13
によれば、
異常気象と今までの発生地域(ホットスポット)
・トルネード(陸上竜巻)
米国大陸中部
・ウォータースパウト(海上竜巻)
オーストライア大陸東側
フィリピンマニラ湾
・洪水
中央ヨーロッパ
米国大陸中部
インド、パキスタン
中国内陸部
・海水逆流
中国沿岸部
・旱魃
中国内陸部
フランス
・台風被害、局所豪雨
日本沖縄周辺
東日本沿岸周辺
フィリピンマニラ湾
・サンゴの白化
日本(石垣島周辺)
オーストラリア東岸部グレートバリアリーフ
その後の調査から、上記以外として、イギリス、ブラジル周辺、フィリピン周辺のタイ、日本全土などは世界の異常気象のホットスポット(仮説)に加えなければならないと個人的には想っています。
結局、早晩、全世界になるのだろうか???
特に、火山帯周辺で環境中に人為的に導入された不均一な熱、有害放射能に囲まれた区域内で異常が発生しやすいことが特徴かもしれません。
一例として、
<原発、火山帯(震源地)と残留放射性物質の分布例>
地図上の黒い丸が1970~1985年に チェルノブイリからのCs-137
世界で発生したマグニチュード4.0 放射性物質」沈積汚染マップ
以上の地震の震源地
赤い丸が原発 (引用) (google画像検索から引用)
<核実験実施状況>
引用:http://www.ctbto.org/specials/1945-1998-by-isao-hashimoto/
話が本題から少し外れますが、
オーストラリア、ブラジル、フィリピンなどは原発からの人為的な入熱が少ない地域ですが、
既報、異常気象に係る記載(その14:ブラジルの洪水の原因は高自然放射能の影響か?)によれば、
「ブラジルなどは高自然放射線地域であり、ブラジル南東岸のモナザイト岩石地帯に立地。ウランやトリウムを多く含む岩石のため高放射線量となっている。
ちなみに、ウランからの崩壊放射線は アルファ線、ガンマ線。
ブラジルのガラバリ*では年間平均5.5mGy(最大38mGy)、
日本約0.4mGy(最大約1.3mGy)
ブラジルは南アメリカの中部にある亜熱帯から熱帯雨林気候国であり、1908年に日本からの集団移民、コーヒー栽培で有名であります。アマゾン川には中国につぐ水力発電があります。 陸地の大部分は高原であり、火山帯はなく、大陸東側沖に海底火山が走っています。
(google画像検索から引用)
地下マグマ、宇宙線からの環境放射能の影響がエネルギー的に大きいと想われますが、
宇宙線に関しては電離層、オゾン層、ドライゾーン(既報参照)が人為的な電磁波などの影響で局所的に破壊され、分布の乱れが発生している地域は絶大なる宇宙放射能によってホットスポット化されていることもあるのだろうか?
環境放射能については放射化現象に係る投稿(その2:環境放射性物質が影響する諸悪について)
(2012-12-10)を参照願います。
話をオーストラリアの異常気象に戻します。
政府はラニーニャ現象で整理されているようですが、
過去の赤道付近の南太平洋、オーストラリア西部砂漠地帯での核実験による放射性物質が吸着した黄砂(砂漠)、火山灰などエアロゾルからの熱、および南極のオゾン層破壊によって増加した余分な紫外線からの熱の影響があるのでは?と個人的には想っています。
また、オーストラリアはブラジルと同様に大陸南側沖に海底火山帯が走っています。
ラニーニャ現象時の海水の温度分布
(google画像検索から引用)
加えて、
核燃料リサイクル施設
「ウラン鉱床の分布および主要生産国と生産量」によれば、
「主な生産国は、カナダ(9,476tU)、オーストラリア(8,611tU)、カザフスタン(6,637tU)、ロシア(3,413tU)、ニジェール(3,153tU)、ナミビア(2,879tU)、ウズベキスタン(2,320tU)、米国(1,654tU)であった。これら上位8か国で世界の生産量の92%を占めた。・・・」→本文詳しく読む
ということで、ウラン大国であり、その影響にも注目しなければならない。
もうひとつよく解らないのが大規模な山火事ですが、
以前、米国でも発生しましたが、最近の投稿などから、再び考えてみると、火力発電、原発からの廃熱、ウランなど自然放射能を含めた環境放射能の崩壊熱による入熱に囲まれた乾燥地域が被災し易いように想われます。
入熱が多くなれば地殻(地下)からのメタンガスも地上に遊離し易く、火災などをより膨大なものにしているのだろうか?
関連投稿:
(海底など地殻の亀裂)
(海底火山噴火) (メタンハイドレイド)からの遊離メタンガス
乾燥条件下において
シンクホールなど地殻変動に伴なう震動によって発生した
圧電・摩擦静電気
もしくは、雷放電による着火が原因か???
強風で拡大したのだろう。
参考投稿:シンクホール(地殻沈没)現象によれば、
「・・・大きな地震が発生していないのに、世界各地で発生しているシンクホール(突然大きな穴が開く地殻沈没、地盤沈下)現象。
オーストラリアの海岸に巨大な穴を開けたシンクホール
http://oka-jp.seesaa.net/article/212063869.html
・・・オーストラリア東部の海岸に「直径100メートル、深さ 50メートルの穴が突然開いた」というものです。場所は、オーストラリア東部のクィーンズランドのインスキップ・ポイントというビーチ。
Sinkhole swallows south-east Queensland beach
Google Map
サンデー・モーニング・ヘラルド(豪) 2011.06.27
クィーンズランド州南東部の海岸に、突然、幅 100メートル、深さ 50メートルのの巨大なシンクホールが出現した。・・・