'13-04-14投稿、4-15修正・追加・更新
既報3.11前後に発生した中規模地震の発生地域の連動性(~’13-4-13)の整理をしましたが、その最中、淡路島でM6.3が発生しました。
昨今の国内外で連発している中規模地震の連動性が起因しているのだろうか?と推察されますが、また、こんなところでとの思いです。今回は津波が発生し易いという震源深さが10Kmでありましたが、大過はなくて何よりでした。
既報にて、大気イオン、火山性ガスの異常と地震との関係について調べましたが、
大陸移動のストレス⇒地震の発生⇔(地殻変動)⇔火山帯活動の活性化
という図式で
火山帯活動の活性化は基本的には、地殻変動によると想われますが、大地震の発生過程において、震源周辺に有意に観測可能なラドンなど放射能、赤外線、大気イオン、火山性ガス、着色光が一時的に異常発生して、大地震を誘起させていると個人的には理解しています。震源域が海の場合には周辺海域の温度変化もするという。
参考投稿:
「地震および津波に係る投稿」の整理('11-03-13~'13-03-25)と今後への期待
今までの国内で発生した中規模地震に関しては、環境放射能と砂鉄が多い地域で発生し易いのか?と思っていますが、
阪神・淡路以来、活断層はプレートテクトニクスに加えて、地震発生要因の汎用語となっていますが、物理的な断面図、化学的な地質組成の違いなどをわかり易く公開した記載を調べたいと思っていますが、
参考情報:
日本地質学会
http://riodb02.ibase.aist.go.jp/geochemmap/
個人的には、一口に「活断層」といっても、活断層と単なる断層との違い(2012-07-20)で記載したように、活断層と単なる断層および正常層との違いについて、よく解っていませんが、おそらく放射能の単位と同様に、一般人には曖昧喪子としたものと思われます。
火山帯(マグマ)活動の活性化と関連する環境放射能、大気イオン、火山性ガスの挙動にも着目することも必要か?
地殻からの放射能といえば、
「地球科学から見た地球ニュートリノ観測の意義」によれば、
東北大学 地球内部の放射性元素のベータ崩壊により生成
放射性熱源は地表熱流量のおよそ半分に寄与
– 観測地殻熱流量~44TW (31TW)
– U系列8TW / Th系列8TW / 40K 4TW~20TW
238U 235U 232Th 40K ・・・」という。
>>引例文献詳しく読む
また、地殻変動がどのようなメカニズム発生しているのか?非常に難しい問題であるとは思っていますが、宇宙、地殻マグマ、原発、核実験などからの環境放射能の存在比率、および、その影響度について不詳ですが、
特に、火山帯における地下マグマの活動の活性化による地殻からの放射能の増大、および、宇宙・太陽からの放射線・粒子の質・エネルギー量の異変もしくは増大に影響されているのでは?と杞憂しています。
PS:地下水の環境放射能が多い地域として、原発周辺は然ることながら、原発がない地域でも多いところがあるという。地下マグマからの放射能かもしれない??
「本邦初公開!?:日本の地下水源から出る放射能分布地図発見!」によれば、http://quasimoto.exblog.jp/19238315
「・・・アメリカには実に興味深いサイトが存在することを発見したヨ。それは、「地下水から出る放射能を測定しそれを地図にすることのできる」ものである。本邦初公開。おそらく日本人でこのサイトに気づいたものはその筋の専門家くらいだろう。以下のものである。・・・
(い)問題は、驚くべきことに、東日本大震災の震源地のあたりにもかなりの放射能が検出されていることである。仙台の地下ではない。岩手の地下でもない。太平洋の地下からである。これは、やはり原爆による人工地震であったことを意味しているということになる。(注2:注1と関連して、この部分は日本政府が海外にデータ提供した時に、震源地を示すために多重赤丸をつけたのかもしれない。この辺りは何ともいえない。)
(う)次に、日本全国の地下水がところどころかなりの放射能を出していることが検出されているのである。これは驚くべき事実である。・・・
これは何を意味するか?
そう、その地域には原子力発電所があるのである。
(え)さて、もう1つ無視できないのは、原子力発電所のないいくつかの地点でも放射能が地下水から検出されていることである。その場所とは、盛岡、東京、大阪、岡山の4地方であった。
なぜこれらの場所から放射能が検出されるのか?今のところ謎である。おそらく「劣化ウラン」を保管している大企業があるためだろうと思う。(後略)」という。
ところが、大陸移動のメカニズムはさておいて、
要の火山帯活動の活性化に及ぼす要因については余り言及されていません?
この活性化は大陸移動のストレスだけでなく、特に、昨今連発しているM5~6クラスの中規模地震から、HAARP、核爆発、原発放射能の影響など人工的な要因も含めて、既報の引例を参考にして整理したり、新たにマグマ活動を活性化に係る情報を調べる必要があるのではと思っていますが、別報に譲ることとして、・・・。
(google画像検索から引用)
参考投稿:地殻の平均的な組成(2012-07-13)
ウィキペディア
地殻(ちかく、crust)は、天体の固体部分の表層部。マントルの上にあり、大気や海の下にある。
今回はマグマ活動のメカニズムに係る記載を調べました。
【地震のメカニズム】8.
マグマ化説~電磁波による玉突き的熱移動 によれば、
http://blog.sizen-kankyo.com/blog/2012/03/001040.html
(一部割愛しました。本文中 青字は加筆)
「前回の記事【地震のメカニズム】7.熱移送説~地震は熱エネルギー移動が起こす~に引き続きまして、
今回は2011年4月17日なんでや劇場(5)(6)で提起された熱移送説のメカニズムについて紹介します。
提起は、熱の移送のしくみを埼玉大学名誉教授である角田史雄氏が提唱している「熱移送説」をさらに深化させた仮説になっています。
なんでや劇場(5) マントル内部で電子レンジ状態⇒熱の通り道ができる
なんでや劇場(6) 熱膨張による地殻の破断と岩盤の再溶接
【マグマ化説、熱移送のメカニズムはどうなっているのか?】
◆まずは、マントルの状態とマグマの生成過程を見ていきます。
厚さ3000kmのマントルは冷たく硬い所や熱く柔らかい所が複雑に入り組んで、アリの巣のような状態になっている。その大部分は固体であるが、おそらくは10%程度が溶けていると考えられる。表面に近い、深さ100~200kmの所が一番熱く、溶けていることである。「マントルは内部ほど熱い」という、これまでの常識とは正反対である。
5000~6000度もの超高温の外核が発する電磁波によって作られるという仮説である。
◆この電磁波の反射作用が熱移送の鍵となっています。
外核から発した電磁波は地下300km辺りの冷えた岩盤の隙間を通って、今度は冷えた地表面の地盤で反射される。こうして、電磁波は冷えた地表面と地下300kmの冷えた岩盤との間を行ったり来たりして、電子レンジ状態になると考えられる。冷たい岩盤に挟まれて電磁波が反射する、かつ、柔らかく溶けやすい岩石で構成された場所が熱の通り道となる。熱の通り道は外核から伝わるだけではない。電磁波の往復によって溶かされた場所からも電磁波が発せられ、玉突き的に熱が伝わってゆくと考えられる。
◆これらの熱の通り道が地震の多発地域とも重なってきます。
この熱の通り道は、「角田史雄著『地震の癖』表紙」リンクにあるように、深くは南極近くから始まって上昇し、ニュージーランドの南域で三方に分かれる。地中海方面へ向かうルート、南米のチリへ向かうルート、アジアに向かうルート。アジアルートはさらに、3ルートに分かれる。 ①スンダランド(ジャワ)→スマトラ→四川→黄河流域というルート ②台湾→九州→西日本→信州・東北と日本列島を貫くルート ③マリアナ諸島→伊豆諸島→日本列島へ入るルート熱の通り道と言っても、常にマグマがあるわけではない。時には溶けてマグマ化し、時には冷えて岩化している。
ある場所が電子レンジ状態になると、溶けたマグマが電磁波を出し、熱の移送ルートの次の場所を玉突き的に温めてゆくと考えられる。こうして、熱が移送していくのが、マグマ化説(熱移送説)の仕組みである。この配置条件を充たす、つまり冷たい岩盤に挟まれている最たる所が日本列島であり、それに次ぐのが地中海や南米である。
◆そして、プレートの形成も、電磁波のマグマ化の仕組みで説明できることが可能です。電磁波によって岩盤がマグマ化すると考えれば、プレートがどのようにしてできたのかも説明できる。例えば、プレートの境目にある日本海溝の下には、5億年前には最も熱い熱の通り道があったと考えられる。その熱でプレートが熱せられて折れ、太平洋側のプレートが乗っかっているスポンジのような温かい岩磐層が、上のプレートの自重で10km沈んでできたのが日本海溝である。そして、大陸側のプレートが沈んでゆくと熱の通り道が左(西)にずれてゆく。こうして、最も熱い通り道が日本列島の下にできたと考えられる。
【マグマ化説によってはじめて、巨大地震のたびに至近距離にある岩盤が壊れるという現象が説明できる】構造力学的には、地盤に力が加われば、弱い地盤はすぐに変形して力はより強い地盤に集中していくので一番最初に崩壊するのは、最も耐力の強い地盤となる。そこから強い順に余震で崩壊していくので、巨大地震で崩壊した箇所の近傍は壊れないはずだが、現実的には崩壊している。
その原理はどうなっているのか?
マグマによって地殻の下の層が熱させられと、数年間に亙って溶け続ける。ということは、平均100kmの地殻の下から50~70kmの層はほとんど溶け崩れているはずである。とりわけ、柔らかい部分は圧縮力によって下からえぐられるように鋭角の山形状に溶けている。この溶融が0kmまで達すると、火山噴火となる。
同時に、地盤全体には膨張力→圧縮力と下からの曲げ圧力が働いている。そして地表面の一番強く硬い部分が最初に折れる。その近辺は下部がボロボロに溶け崩れた状態になっている。
本震から2年くらいは地震は暴れる(余震が続く)が、その後、熱は冷めてゆく。それは、マグマ化によって上下の岩盤が温められると、岩盤は電磁波の反射力を失い、電子レンジ状態が解除されるからである。
ボロボロになって溶けた岩盤は、下に落ちていっていると考えられる。それが冷めると固まって(再溶接されて)新しい岩盤が生まれる。それは下に凸形をした岩盤になっており、凸になった部分が最も厚く、強い耐力を有しているはずである。だから次の巨大地震でも至近距離にある箇所が壊れるのである。このように、地盤は崩壊→再溶接→崩壊→・・・を繰り返していると考えられる。
このように、マグマ化説によってはじめて、巨大地震のたびに至近距離にある岩盤が壊れるという現象が説明できる。プレート説では全く説明できないばかりか、わずか10kmしか離れていない至近距離で厚さ100kmの岩盤が破断を繰り返す現象(従って数kmおきに無数の断層が走っている)も全く説明できない。これも、マグマ化→地盤の圧縮力と下からの曲げ圧力によって、はじめて説明できるのである。
【仮説のまとめ】
・マントルの表面から深さ100~200kmのマグマは、外核が発する電磁波によって作られる
・冷えた地表面と地下300kmの冷えた岩盤との間は、電磁波が反射・輻射され電子レンジ状態である。
・つまり、電磁波は外殻発だけでなく、冷たい岩盤と柔らかく溶けやすい岩石間で電磁波が発せられ、玉突き的に熱が伝わってゆくと考えられる。
・熱膨張による地盤の崩壊→マグマにより岩盤の高温化→電子レンジ状態解除→冷えて再溶接とサイクルによって、巨大地震のたびに至近距離の岩盤が壊れる。・・・」
⇒熱によるマグマ化によって、広範囲の遠隔地同士の地震の連動性が説明できる貴重な考え方あると思われます。
深くは南極近くから始まって上昇し、ニュージーランドの南域で三方に分かれる。地中海方面へ向かうルート、南米のチリへ向かうルート、アジアに向かうルート。アジアルートはさらに、3ルートに分かれる。 ?スンダランド(ジャワ)→スマトラ→四川→黄河流域というルート ?台湾→九州→西日本→信州・東北と日本列島を貫くルート ?マリアナ諸島→伊豆諸島→日本列島へ入るルート
と既報3.11前後に発生した中規模地震の発生地域の連動性(~’13-4-13)の整理と照合してみたいと思います。
南極がなぜ基点となるか?
個人的な妄想として、
オゾン層の異変によって宇宙・太陽からの環境放射能、放射線・粒子のエネルギーが増大して、その放射化もしくは励起作用に伴う熱化によって地殻、マントル、マグマが刺激され易いのだろうか???(別途確認要)
もしそうなら、昨今の北極圏のオゾン層の破壊由来の熱移動のルートもあるのだろうか???
参考投稿:
放射化現象に係る投稿(その2:環境放射性物質が影響する諸悪について)
(2012-12-10)
放射化現象」は一般的には理解し難い言葉ですが、
地下マグマ、宇宙、原発、核実験などから環境中に放出されている
巨大なエネルギーを持つ放射性物質(主に、エアロゾル化している大気圏放射能)からのアルファ線、ベータ線、中性子線による放射化もしくは励起によって、環境中のさまざまな物質を励起してガンマ線、紫外線などの有害な電磁波を発生させて最終的には熱になる可能性が推察されます。詳しく見る>>
(google画像検索から引用)
関連投稿:
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