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彦四郎の中国生活

中国滞在記

日本に一時帰国する—故郷・南越前町はまだ残雪・早春の頃、海光る夕暮れ、94歳の母と診療所に行く

2025-04-08 07:23:29 | 滞在記

 4月3日(木)の午後、福井県南越前町の故郷の家に向かった。京都市から滋賀県大津市へ、琵琶湖湖西道路を北に車で走る。京都市は桜がほぼ5~6分咲きになっているが、比叡山や比良山地の山々で隔たった滋賀県の湖西地方の桜はまだま、ちらほら咲き。湖北地方のマキノ高原のメタセコイヤ並木から見える、滋賀県と福井県の県境の山々には、まだ残雪がたくさん見られる。

 山麓には山茱萸(さんしゅゆ)の黄色い花が満開となり、蕗の薹(ふきのとう)の花。まだこの地方は早春の季節の感があった。

 県境の山中峠を越えて福井県に入る。敦賀の疋壇城址に立ち寄ると、白梅や椿が満開の季節。

 城址のソメイヨシノ桜は、ようやく蕾が少し膨らみ始めていた。

 曇天の日本海の海が、雲間からの陽光が差し込み光っていた。道の駅「河野(こうの)」に立ち寄ると、岐阜ナンバーの軽自動車が停まっている。軽自動車内部を少し改装して、簡易ベットなどもしつらえている。私と同じくらいの70歳代前半かと思われる男性に話を聞いた。この車で、各地を寝泊まりしながら旅をしているとのこと。車内には電子レンジも備え付けられている。電気は車のタイヤが回転することで電気を起こし、蓄電できるようにしていると話していた。私も、こんな旅をしてみたいなぁとも思う。

 故郷・南越前町河野地区、早咲きの桜の一種が満開となっていた。八幡崎から見える日本海の夕暮れ。

 翌日(4日)の午前中、墓参りに行く。墓から見える糠集落、そして海。一人暮らしの母(94歳)の体調が気になり、河野地区の「河野診療所」にて診察を受け、注射をしてもらい、薬をもらった。診察時の血圧が異常に高かったので、武生市(越前市)内に血圧計を買いに行った。

 今、南越前町は紅梅と白梅が満開の季節。ソメイヨシノなどの桜の開花はもうすぐだろうが、満開となるのはあと2週間ほどかかりそうだ。

 昼過ぎに、故郷の家を出て、京都に戻るためにまず南越前町の今庄地区へ向かう。ホノケ山にはまだ残雪が、道々にも残雪がけっこう残る。敦賀市の日本海市場で海産物を買った。5日(土)~6日(日)にかけて、妻は故郷の京都市京北町に行き、つい先ごろ満100歳となった母の世話に行くので、土産に海産物を持って行ってもらうことにする。

 滋賀県の湖北地方に入り、竹生島も見える海津崎の桜並木(4kmほど続く)の道を車で走る。まだ、桜並木は蕾。

 海津崎の桜並木を湖から眺める遊覧船は、運行していたが‥。満開になるのは10日間~2週間先になるだろうか‥。

 滋賀県の湖北地方から安曇川沿いの鯖街道に入る。ここも桜はまだ固い蕾。白木蓮や山茱萸、紅白の梅が美しい季節。京都市の大原地区に入った。桜はちらほら咲きだったが、大原から数キロのところにある八瀬地区に入ったら、なんと桜は5~6分先となっていた。そして、さらに京都市内に入ると、哲学の道沿いは満開だった。

 故郷の近くの武生市(越前市)の居酒屋で、友人たちと乾杯・一杯飲みをして過ごす時間を持ちたいなぁ‥と思いながら‥。今度日本に帰国できる7月にはぜひにという思いも‥。

 

 

 


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