長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

ダムエターにのって魂の旅を

2011-01-18 08:27:52 | Weblog
昨日は、「JAZZ十間橋」の中心的なメンバー深澤芳美さん
が、素敵なライブをやってくれた。ベースの田野重松さんも
JAZZ十間橋の時に楽しそうにベースを弾いてくれた。
昨日は彼のベースの低音が、カウンターの上においてある銅
の熱燗器と共鳴してした。まるで♪JAZZには、熱燗がいい!
とかいって歌っているようで愉快だった。(実際、いつも9割の人が日本酒
を飲みながらジャズを聴く。しめのそばは、まるで、じゃずそば)
重松・・・という名前もいい。テナーサックスの高橋康廣さんは、
東京タワーができた年あたりに生まれたというサックスを見事に
演奏してくれた。いつも懐には、オカリナももっていて、「スターダスト」
を演奏してくれた。サックスは、語るように泰で、オカリナは情感を吐露
させるような演奏だった。

最後に、年末に旅立った義理の父のために、
「アメージンググレース」をやってくれた。大工だった彼がつくって
くれたダムエター(一階と二階を結ぶ手動のエレベーター)の下のイス
で聴いていたら、上から魂が降りてきたような気持ちになった。
人はみな、一階(地上)にある現象世界と、二階(天空)にある実相世界
を何度も往復する旅人だ。今回はどこまで一階にいられるか、神のみぞ知る
だけど、いい音楽を聴いたり、そこに集まってくる良き仲間たちと、共
に楽しんだり、語りあったり、笑いあったりしたいものだ。

今日は、お昼は、「貸切」になったので、普通の営業は、13時30分
くらいからになります。

夜は「書」の会。
墨田の町に、文人墨客たちが集まって書をたしなめ、酒を酌み交わし、
談論風発する日。今宵はどんな粋人がくるのだろうか・・・

明日は「かっぽれ」
♪あ、かっぽれ・・・かっぽれ・・・アラヨ、ヨイトサ、
ヨイヨイヨイヨイ・・・と・・