長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

また秋葉で新年会

2011-01-28 08:45:01 | Weblog
昨日は福島の温泉からとんぼ返り。
最近茨城界隈にいろいろな縁があるので、
ほんとうだったら、あと1日くらいはほしい。
雪が降っていたので、山道はたいへんだった。頭はアブノーマルだが、タイヤは
ノーマルしかもっていないので、冬の福島の運転は
あぶない。朝、そこの温泉水で珈琲を入れてみた。
ミネラルを多く含む硬水は、一般的にはお茶や珈琲には
不都合な場合が多いが、そこのお水で入れると、すっきり
キレのいい「ほぼ・ブラジル」ができあがった。
みちのくの名湯・片倉温泉・薬王館。

帰ってすぐにお店にいって焙煎をしようとしたら、うしろから
経師屋のおっちゃんに声をかけられた。この街のコンシェルジュ。
南米ガテマラから二週間ぶりに帰国し、土産にガテマラの豆を
いただいた。さっそくそれを入れて、四方山話。なかなかおいしい、
カカオみたいな芳香なガテだった。ラテとかが流行りの昨今だが、
ラテよりガテのほうが、いい。

それから、焙煎をしばらくして表参道。こないだ京都に行ったときに
荒神口のお茶屋さんから買ってきた、番茶用の新茶を煎って、
「煎り番茶」の手前をやった。おかしは桜餅。なんだか、春を先取り
したようなお茶だった。お茶も珈琲も、一般的になって、どこでも
いつでも飲めるようになったぶん、ありがたさとかが失われている。
ときどきは、好きな水で入れたり、お気にいりの器で飲んだり、
季節のお菓子や花などを愛でたりしながら、やりたいものだ。

その後は銀座線にのって、神田で降りて、眠庵にお届けものをして、
秋葉の「さら・鯛介」へ。
お花の新年会をそこでやった。主人の豊田くんは、お花の仲間でもある。
ここの直感的な創作料理は、花と同じで、一期一会の味だ。
楽しい新年会だった。今年は「書」も「お花」も秋葉原で新年会。
不思議な1年になりそうな気がする。
明日は「お花のお稽古」
明後日が「エリカ庵」