手前味噌

今年の２月の「伝授の会」の時に味噌をつくった。
改装中に柱時計の下に、「味噌部屋」を中西くんが
つくってくれた。
昨日、昨年の２月につくったものを空けた。表面の
カビを取り除くと、甕の中で二年眠っていたものが、目覚める
瞬間の喜びみたいなものが、瞬間感じられる。
茶事で、竈で炊き上がったごはんの表面だけをすくって、
供す「かまじか」に似た感動がある。自然農法で
友だちがつくったきゅうりにつけて、ガブリとやると、大地の
恵みに感謝みたいな力が、体中に広がっていく。

これからの季節は酒が美味い。手前味噌を、鴨肉とあわせて、
「鴨味噌」にする季節。冬の常備食は、これにかなうものを
まだ見つけたことがない。昨日はダメ中は、中国語で
「北国の春」を歌った。いろいろな音楽をライブでやってきたが、
演歌が流れる、しかも中国語というのが新鮮だった。
素面でそんなことをやろうとするまいこ先生のチャレンジ精神がいい。
傍らで料理をしながら、ついつい包丁が笑いで、とまってしまった。

明日は、「染めもん展」のオープニングパーティー。
「クラシック音楽を聴きながらワイン会」を催した。
ワインは、

イタリアを代表する
キャンティクラシコ　

有名なワインの作り手パロッコ神父の教会で造られた
ドルチェットダルバ　

女性の造り手ローラバルディテッラの珍しい微発砲赤ワイン
バルベーラ　ディ　モンフェラート　

高名なイタリアの画家サンドロキアのワイナリーから
モレリーノ　ディ　スカンサーノ　

あたりを飲みながら、オーボエ：渡辺佳代子　ヴァイオリン：廣海史帆　ピアノ：山縣万里　の、奏でるクラシック音楽を堪能したいと思う。
１９時開場、１９時半開演。４０００円。

３１日は、「ＪＡＺＺ十間橋」
２５日（月）にspice cafeにて、ボランティアスタッフとミーティング。
いよいよ本番が近づいてきた。