長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

ここは文花一丁目カフェ

2010-10-16 08:07:20 | Weblog
spice cafeと、天真庵がある不思議な癒場は、「墨田区文花一丁目」
。「文人たちが集まり、文化の花が咲く街」イメージだ。
来週の月曜日に、31日に開催される「JAZZ十間橋」の取材に大手新聞社の人が
くることになった。ちょうどその日の夜は「プレライブ」があり、この企画の
いいだしっぺさんたちが、集まってくる。

界隈は、スカイツリーが、なんやかんやと、
騒がれているが、あいかわらずシャッター通りだし、元気のない街だ。全国津々浦々
にあまたある「限界集落」となんらかわらない。でも、芸術家や文人たちがやってくる
カフェがあると、街は確実に元気になってくる。
昨日は、スケッチの会。元気な女子たちがあまたやってきた。オーボエのかよちゃんも、音楽がなりそうな絵を描いていた。2007年に文花一丁目に庵を結んで
しばらくして、かよちゃんが遊びにきて、「バッロク音楽と珈琲会(チーズケーキ付)
」で音楽会を始めてから、いろいろな音楽家たちが、やってくるようになり、
彼女が企画した「墨田下町ぶらり音楽祭」ができたりした。

来週末には、「染めもん展」がある。池袋に天真庵があったころからの会。
ろうけつ染めの富夢さん、と、河野さんが、京都からやってきて、素敵な着物や
シャツやなんやらを、発表してくれはる会。ぼくの普段着ているTシャツは、
半分が南條先生の寒山拾得で、半分が富夢さんたちの落書きしたものだ。
昔からビジネスで「いざ鎌倉」の時に正装する場合は、富夢さんのろうけつ染め
のネクタイをしたもんだ。
よくお客さんに「どこで売っているのですか?」と聞かれる。世界にひとつしか
ない作家もん。そんな染めもん展をやっている週末は、天真庵が京都になる。
22日のオープニングは、かよちゃんたちのバロック音楽を聴きながらワインを
飲む会を企画した。バロック音楽と、蕎麦会付で4000円(19時~)。
なんやら、不思議な秋の夜になりそうな予感がする。

今日は「エリカ庵」
明日が「竹細工」

来週は、月曜日が「JAZZ十間橋 プレライブ」
火曜日が「書をしよう会」
水曜日が「ダメ中」

金曜日が「オーボエでワイン会」
土曜日・日曜日が「染めもん展」

カレーと蕎麦と珈琲が美味しくなり、音楽が
どこからとなく聴こえてくる「文花一丁目」も、いよいよ秋本番を
迎える。