長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

白い恋人みたいな器たち

2010-10-13 09:21:58 | Weblog
今月の末、10月31日は「JAZZ十間橋」が開催される。
昨日もspice cafeのシェフ夫婦が、打ち合わせにきてくれた。
ちょうど、陶芸家の久保さんから、「白い恋人たち」みたいな
器のサンプルが届いたので、いろいろ意見を聞いてみた。
(久保さんの陶展が今月30日から、炎色野(ひいろの)である。)
奥様は、一番左の酒器で、「うら死神」を飲む瞬間、とても
幸せそうな顔をした。名前に反して、やわらかく、ふくよかな
こんな酒をこの器に入れて飲むといい。とくに、若くて美人が
飲むと、よけいにいい。

同じ時間、カウンターに両手に花状態のうらやましい形の
お客さんが、蕎麦会をやっていた。右の美人は、いつもの
ように辰砂の器で、「陸奥八仙人」を飲んでいる。その男
の人は、鼠志野の酒器で飲み、左の美人は、六角の黄瀬戸で
飲んでいる。みな楽しそうだ。
「命を繋ぐ食事をもる器」であり「命がけで作った酒を入れる器」
でもある。やはり、感謝しながら、楽しみたいと、思う。

今日は、お店は休みだけど、蕎麦打ちの伝授の会があり、
夜は「小さなお茶会みたいなコンサート」がある。
クラリネット 前田瞳 ピアノ 野代奈緒

1曲目

フランシス・プーランク

クラリネットソナタ

2曲目

クロード・ドビュッシー

アラベスク第1番


3曲目

リヒャルト・シュトラウス

4つの歌 作品27






ここで休憩を入れていただいて




ヨハネス・ブラームス

クラリネットソナタ第1番 作品120

今夜は、スカイツリーの照明のテストがある、という噂。
素敵なツリーの灯りの照らされる下で、クラシックコンサート、
想像するだけで、ウキウキしてくる。