昨日は、NHKBSプレミアムで、映画の「荒野の決闘」を観ました。
僕は、いわゆる西部劇が好きです。
これは多分に亡父の影響だと思っています。
何度か日記にも書きましたが、亡父は職業軍人で騎兵でした。
満州事変などで満州に派遣されていました。
そんな事から、広い荒野で馬が走るのを見るのが好きだったのかも知れません。
「荒野の決闘」は、多分テレビの洋画劇場で観たのが最初だと思います。
製作されたのが1946年、日本で公開されたのが1947年8月30日ですから、
いずれも僕が生まれる前の事です。
ジョン・フォード監督による西部劇映画の古典的な作品と言われ、
主演はヘンリー・フォンダで、OK牧場の決闘を主題とした、
詩情溢れる西部劇の傑作として有名です。
最近は、テレビで映画を観る時、パソコンで映画の出演者などを確認しています。
悪役のクラントン一家の父親役が、ウォルター・ブレナンであるのを知りました。
ジョン・ウェインの西部劇では、
「赤い河」の料理番、「リオ・ブラボー」の牢屋の番人など、
善良な役柄が多いと思っていましたが、このような役もやっていたのかと驚きました。
監督のジョン・フォードは、若い頃、ワイアット・アープに会った事があると知りました。
ヘンリー・フォンダが演じたのがワイアット・アープですが、
アープから聞いた事を映画の中に織り込んだとの事ですが、
この映画、必ずしも史実と同じ訳ではないようです。
物語の舞台は、アリゾナ州のトゥームストンです。
日本語にすると墓石になりますが、現在でも西部劇の観光地となっているようです。
ジョン・フォードは、彼の映画にはよく出て来る、モニュメントバレーに、
トゥームストンの町をそっくりセットとして建設し、長期ロケで撮影したとの事です。
このため、戸外でのショットの際、
通りの彼方や建物と建物の間に、荒野や奇岩が入り、
砂埃が風で運ばれる様子や雲の様子、遠くから走る馬車などが映り、
詩情豊かと評される作品に仕上がっているのだと思います。
酒場でバンドが演奏するシーンや、日曜日のダンスのシーン以外、
余りBGMを使っていないようでしたが、
駅馬車からクレメンタインが降りて来るシーンには主題歌が流れました。
「ドクトルジバゴ」はこの手法を真似たのかな?と思いました。
主題歌の「My Darling Clementine」は、アメリカの民謡です。
昔、アメリカ製のテレビ漫画の「珍犬ハックル」で
主人公の犬のハックルがよく口ずさんでいました。
先日亡くなった和田誠が映画の名セリフを集めた「お楽しみはこれからだ」に、
最後のシーンで、アープが立ち去るのに、クレメンタインにキスしたかどうか、
友達と議論になった話が書いてありました。
和田誠は、アープはシャイだからしなかったと言っていたそうですが、
実際はキスして立ち去っています。
ただし画面の感じからすると、後からセットで撮った感じでしたが。
好きな映画を観たので、思いつくままに書いてしまいました。
僕は、いわゆる西部劇が好きです。
これは多分に亡父の影響だと思っています。
何度か日記にも書きましたが、亡父は職業軍人で騎兵でした。
満州事変などで満州に派遣されていました。
そんな事から、広い荒野で馬が走るのを見るのが好きだったのかも知れません。
「荒野の決闘」は、多分テレビの洋画劇場で観たのが最初だと思います。
製作されたのが1946年、日本で公開されたのが1947年8月30日ですから、
いずれも僕が生まれる前の事です。
ジョン・フォード監督による西部劇映画の古典的な作品と言われ、
主演はヘンリー・フォンダで、OK牧場の決闘を主題とした、
詩情溢れる西部劇の傑作として有名です。
最近は、テレビで映画を観る時、パソコンで映画の出演者などを確認しています。
悪役のクラントン一家の父親役が、ウォルター・ブレナンであるのを知りました。
ジョン・ウェインの西部劇では、
「赤い河」の料理番、「リオ・ブラボー」の牢屋の番人など、
善良な役柄が多いと思っていましたが、このような役もやっていたのかと驚きました。
監督のジョン・フォードは、若い頃、ワイアット・アープに会った事があると知りました。
ヘンリー・フォンダが演じたのがワイアット・アープですが、
アープから聞いた事を映画の中に織り込んだとの事ですが、
この映画、必ずしも史実と同じ訳ではないようです。
物語の舞台は、アリゾナ州のトゥームストンです。
日本語にすると墓石になりますが、現在でも西部劇の観光地となっているようです。
ジョン・フォードは、彼の映画にはよく出て来る、モニュメントバレーに、
トゥームストンの町をそっくりセットとして建設し、長期ロケで撮影したとの事です。
このため、戸外でのショットの際、
通りの彼方や建物と建物の間に、荒野や奇岩が入り、
砂埃が風で運ばれる様子や雲の様子、遠くから走る馬車などが映り、
詩情豊かと評される作品に仕上がっているのだと思います。
酒場でバンドが演奏するシーンや、日曜日のダンスのシーン以外、
余りBGMを使っていないようでしたが、
駅馬車からクレメンタインが降りて来るシーンには主題歌が流れました。
「ドクトルジバゴ」はこの手法を真似たのかな?と思いました。
主題歌の「My Darling Clementine」は、アメリカの民謡です。
昔、アメリカ製のテレビ漫画の「珍犬ハックル」で
主人公の犬のハックルがよく口ずさんでいました。
先日亡くなった和田誠が映画の名セリフを集めた「お楽しみはこれからだ」に、
最後のシーンで、アープが立ち去るのに、クレメンタインにキスしたかどうか、
友達と議論になった話が書いてありました。
和田誠は、アープはシャイだからしなかったと言っていたそうですが、
実際はキスして立ち去っています。
ただし画面の感じからすると、後からセットで撮った感じでしたが。
好きな映画を観たので、思いつくままに書いてしまいました。
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