一昨日の事です。
郵便局に振り込みに行って、6000円のお釣りをもらいました。
その時、チョッと違和感があったのですが、そのまま家に帰りました。
確かめてみたら、1000円札は旧札でしたが、5000円は新札でした。
初めて津田梅子の肖像を見ました。
新札が僕の所に来たのも初めてでした。
では、渋沢栄一と北里柴三郎の顔も見てみようかと、
今日、銀行にお金を下しに行きました。
僕のような年金生活者には、
お小遣いをくれる人も、賄賂を持って来る人もいません。
銀行で下す以外、1万円札は手に入らない訳です。
銀行で、CD機を使おうと思ったら、
使い終わった小父さんが「何だ 古いのか」と言っていましたが、
僕の使ったCD機もやはり旧札でした。
5台あるCD機の内、
どれか1つでも新札を入れておけば面白いのにと思いましたが。
新札が発行されてほぼ1か月になりますが、
まだ流通していないような感じですね。
経済の法則の1つに、グレシャムの法則があります。
貨幣の額面価値と実質価値に差が生じた場合、
より実質価値の高い貨幣が流通過程から駆逐され、
より実質価値の低い貨幣が流通するという法則です。
一般には、「悪貨は良貨を駆逐する」で知られています。
もちろん、新札と旧札の間に価値の違いはありませんが、
人が、どちらに価値を感じるかですかね。
珍しいからしばらく取って置こうと考えるか、
珍しいから使って見せてやろうと考えるかでしょうか?
それぞれの人の考え方なのかも知れません。
1か月前には、すぐにでも全部新札になりそうな勢いで、
自販機などの交換が行われ、
中々交換出来ずに苦労した店が多いような報道でしたが、
その使用状況はどうなのでしょうね?
近くの商店街の夏の売り出しの景品は、
1等が新札セット16,000円籤ですが、
当選発表が9月15日になっています。
その頃には、珍しい物ではなくなっているような気がするのですが、
どうなっているでしょう?
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