天然居士の独り言

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医療崩壊・・・

2021年08月04日 17時42分47秒 | 日記
 政府は2日、急激に感染者が拡大している地域で、
 入院は重症患者や重症化リスクの高い人に限定する方針を決めました。
 入院出来ない人は、自宅療養になるとの事ですが、
 感染しても、重症にならない限り、
 基本的に医療を受けられない事になりそうな気がします。
 医療崩壊を政府が認めたとのネットの声が多いですが、
 僕もそんな感じがしています。

 運用面など詳しく分からないのですが、
 自宅で療養しているのを誰が診てくれるのでしょうね?
 どのような診療を受けられるのかも分かりませんが、
 余り期待出来ないような気がします。
 医師の往診は、余りにも非効率的です。
 リモートでの診療も対応出来る人は一部でしょう。
 かなりの割合で置き換わっていると言われるデルタ株は、
 症状が急変する場合が多いと言われています。
 都内の救急搬送も、搬送先が見付からないなど、時間が遅くなっているようです。
 自宅療養とされた人は大きな不安にさいなまれそうな気がします。

 更に、自宅療養で家族がいる場合、感染が拡大する可能性が高くなります。
 そして単身者の場合、食べ物などの生活必需品を、自分で買うとすると、
 感染者が街中を歩く事になります。
 そうしたサポート体制はどうするのでしょうね?

 在宅医療がある程度順調に運営されているのならば、
 このような措置も出来るかも知れませんが、
 これからシステムを作り上げる事になると、間に合わないような気がします。

 唯一、この方針で期待出来る事は、
 感染しても医療を受けられないと言う事が、
 外出などの抑止力になりそうな事かも知れませんが。

 では、どうしたら良いかと考えると、
 先ず、即刻オリンピックを中止し、来日している選手等はお帰り頂き、
 選手村の空いた所から、感染者の受けいれを行う事が一番のような気がします。
 選手村の転用は、第4波の時に話題になりましたが、
 国は検討すらもしませんでした。
 感染者を1か所に集める事により、
 効率的に診療を行えるのではないかと思いますが。

 今日も、東京都では4166人と最多を更新しました。
 栃木県でも過去最多の176人との事ですし、
 沖縄県の602人と、多分全国各地で感染が拡大しているようです。
 感染拡大の可能性があるのに、そうした専門家からの指摘を無視し、
 オリンピックばかりに力を注ぎ、
 拡大防止策や医療の備えを行わずに来た菅総理の失政の結果でしょう。
 今後、感染が拡大している地域からは様々な悲鳴に近い声が上がるでしょうし、
 あるいは命を落とされる人も出て来るかも知れません。
 「安全安心なオリンピック」は、完全に破綻したと思っています。

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