天然居士の独り言

主に日記主体のブログです。

探偵はBARにいる・・・

2013年05月13日 22時31分45秒 | 日記
 昨夜は、テレビで放送された「探偵はBARにいる」を見ようと思い、
 パソコン作業を休んでしまいました。

 原作の東直己(あずま なおみ)さんは好きな作家です。
 北海道に拘ったハードボイルド小説を描いていて、
 ほとんどの著作は読んでいます。
 そんな事もあって、「探偵はバーにいる」が映画化された時には、
 見たいと思ったのですが、劇場まで行けませんでした。

 「探偵はバーにいる」は、主人公の探偵の名前が一切出ません。
 小説は「俺」で通しています。
 札幌の繁華街ススキノで、様々なトラブルの解決や、カードゲームが生活の糧です。
 外見はでっぷりとしていたはずですが、
 映画の大泉さんとは体型が違うように思いました。
 その他、登場人物の全てが、僕のイメージとは違うなぁと言う感じでした。

 東さんの小説は、登場人物を詳細に述べて人物像を明らかにする事が魅力です。
 例えば、事件があってその警戒を行う警察官について、
 高校卒で田舎から出て来て、交番勤務で呼び出されたと言うように、
 重要でもない人物の描写が細かい訳です。

 映画の方は、どうも余分な事が多くて、人物描写が半端かなと思いました。
 例えば、「探偵」が普段どうやって生活しているのかとか、
 チョッと出て来る暴力団の組長との関係はとか・・・
 要するに、小説のイメージとは全般的に違うように感じました。
 もっとも違ったのは、映画の原作は最初の小説「探偵はバーにいる」ではなくて、
 「バーにかかって来た電話」だった点でしたが。
 映画はPART2も上映が始まったそうですが、
 またテレビでやる事があったら見たいと思います。

 今日は、暑くなるとの天気予報でしたが、
 宇都宮は雲が厚く、肌寒い感じの一日でした。
 天気が良ければどこかに行こうと思ったのですが、
 天気のせいで、止めました。
 それでも午後少し散歩に出ましたが、寒いと思って長袖で出掛けたら、
 汗をかいてしまいました。
 少し予報は当たったのかも知れません。
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