天然居士の独り言

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ストレス発散・・・

2021年04月09日 18時23分50秒 | 日記
 現代社会はストレスを受ける機会が多くなっていると思っています。
 成果主義の導入、人員削減による負担の増大、経済状況の悪化など、
 強いストレスを受けて来たように感じています。
 そこに加わったのが、新型コロナウイルスの感染です。
 他人の誤りなどを許せない非寛容な社会が進み、
 インターネットの炎上や自粛警察など、
 他人を攻撃する事が多くなっているように感じています。
 逆に言うと、多くの人が他人に批判を受けるのではないか、叩かれるのではないかと、
 ビクビクして過ごすようになっているようにも思っています。

 これまで、ストレスを発散するため、人それぞれ色々な方法が取られて来た訳ですが、
 その中で友達や同僚などと飲んだり話をしたりして発散する事が
 手っ取り早い方法でした。
 しかし、新型コロナウイルスの感染防止のため、その手段が出来なくなりました。

 そうした中、3月から4月の年度替わりに伴い、
 国や地方自治体での送別会などが行われていて、
 ニュースになる事が、ここのところ目につくようになりました。
 一昨年までは、送別会があったり新しく異動して来た人との顔合わせがあったり、
 解散式とか団結式などとの名目で酒を飲んで、親睦を図り、
 職場での気心を通じさせる重要な催しだったはずです。
 昨年は、初めての非常事態宣言の中、闇雲に自粛したのか、
 余りそのようなニュースはなかったような気がしますが、今年は目立ちます。
 2年目となり、我慢が出来なくなっているのか、
 自分たちは大丈夫との正常性バイアスが働いたのかも知れません。
 あるいは、政治家の会食が批判を浴びた結果、
 監視の目が公務員に向けられるようになったのか分かりませんが。

 こうした報道に関して、国民や住民に対して自粛を求めていながら、
 自分たちがそれを守らないとは何事だとの批判があるのは承知していますが、
 僕は、余り批判する気になれないでいます。
 民間企業など、表面的には飲み会を許可している所はないようですが、
 少しずつ飲んでいる話は聞こえています。
 自分たちで制度を作る政治家は別としても、
 公務員と言えども労働者であり、
 特にコロナ対策の中で、ピリピリした環境で働いているのだから、
 多少は大目に見ても良いかなぁと思います。
 そこでコロナが広まるかどうかは、結果論のような気がしています。

 今朝、21人の新型コロナウイルス感染が確認された自衛隊のジブチ拠点で、
 3月28日に約130人の隊員が参加したスポーツ交流会が開かれ、
 飲酒を伴う親睦会もしていたとの報道を読みました。 
 日頃からストレスの多い職場での多少のストレス発散は
 仕方ないのではないかと思いましたが、
 多くのマスコミは否定的に取り上げている感じですね。

 いずれにしても、これまで進んで来た清く正しい社会が、
 新型コロナウイルスによって、益々進みそうです。
 どんどん住みづらい世の中になるのだろうなぁと感じています。

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