天然居士の独り言

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都知事選・・・

2024年06月20日 19時06分32秒 | 日記
 任期満了に伴う7月7日投票の東京都知事選が、今日告示されました。
 3選を目指す現職の小池百合子氏や、
 参院議員の蓮舫氏ら56人が立候補して、
 前代未聞の事態になっています。

 このように増えた原因の1つが、
 政治団体「NHKから国民を守る党」が関係団体を含めて
 24人を擁立した事だと思います。
 1人を選ぶ選挙に、同じ政治団体から24人も立候補する事自体が
 何を考えているのかとも思ってしまいますが。

 公職選挙法は売名目的など立候補の乱立を防ぐために
 候補者に供託金の納付を義務付けていて、
 都道府県知事選では有効投票総数の10分の1に届かなかった場合は
 300万円の供託金が没収されますが、
 ネット収入で生計を立てる人が増えている事から、
 選挙を利用して知名度を上げ、収入を上げようとしているのでしょう。
 そうした人にとっては、300万円は高くないのかも知れません。
 東京都知事を選ぶ選挙を商売にしょうとするならば、
 世も末と言う感じもしています。

 1975年と1979年の都知事選に立候補した
 秋山祐徳太子と言う前衛芸術家がいました。
 「保革の谷間に咲く白百合」がキャッチフレーズで、
 江戸情緒に基づく都市づくりを提唱していたと思います。
 2010年5月に、
 秋山祐徳太子の「恥の美学」と言う本を読んだ事があります。
 グリコのスタイルをしたりした写真などが載っていましたが、
 都知事選に立候補した事も、自己紹介に使っていたような記憶です。
 祐徳太子が自分を売り出すのに都知事選を使っていたのは、
 ネットで儲けようとするのと比べて、可愛いもののような気がします。

 今回の東京の状況を受けて、
 何らかの制限を設けようとする動きも出て来そうな気がします。
 選挙民にとっては、選択肢は多い方が良いと思いますので、
 短兵急に規制と言うのは、どうかなぁと思います。

 ともかく、今回立候補した人達がどのような人なのか、
 栃木県では、選挙公報を読む事は出来ませんが、
 関東圏域なので、政見放送は入るはずです。
 出来る限り、見てみようかと思っています。

コメント
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