天然居士の独り言

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沖縄慰霊の日・・・

2024年06月23日 19時06分59秒 | 日記
 沖縄県は23日、沖縄戦で命を落とした20万人余に心を寄せ、
 平和を誓う「慰霊の日」を迎え、
 79年前の激戦地、糸満市摩文仁の平和祈念公園では、
 県と県議会が主催する沖縄全戦没者追悼式が開かれました。
 玉城デニー知事は平和宣言の中で
 「自衛隊の急激な配備拡張が進み、県民は強い不安を抱いてる」と、
 国が沖縄で進める防衛力強化に言及したとの事です。

 太平洋戦争では、当時日本が統治していた
 サイパンやテニアン、サハリン、満州などでも地上戦はありましたが、
 今の日本で、このような体験をしたのは沖縄だけです。
 1945年4月1日には沖縄本島中部の西海岸に上陸し、
 このころから約3カ月にわたる戦いを一般に、沖縄戦と呼びますが、
 沖縄戦は、軍隊と軍隊、軍人と軍人が戦うだけではなく、
 沖縄戦では、子どもも含む住民が、
 足りない軍人の代わりや手伝いをさせられ、
 軍人も住民も、混在したまま地上戦が続きました。
 沖縄戦などで亡くなった人の名前を記す同公園の「平和の礎」には、
 刻銘総数が24万2225人に達しています。

 こうした沖縄県において、政府は南西諸島の防衛力強化として、
 自衛隊の部隊の配備を進めています。
 僕は、この自衛隊配備の理由が分からないでいます。
 背景にあるのは、中国なのでしょうが、米中関係が緊迫化する中で、
 こうした配備は、とても危険な事だと思います。
 あるいは、いわゆる台湾有事が念頭にあるのかも知れませんが、
 中国が台湾に進攻したとしても、アメリカが台湾防衛に介入し、
 日本がこれを支援しなければ、沖縄が攻撃される事はないと思います。
 しかし、もし日本がアメリカを支援して攻撃するような事があると、
 沖縄戦が再現されてしまうのではないかと思います。
 南西諸島の自衛隊の配備がどの程度の規模なのか、よく分かりませんが、
 かなり危険な事だと思っています。

 今も、日本にある米軍専用の基地の7割が沖縄に集中し、
 そこに自衛隊の配備が進められている訳ですから、
 今日の玉城知事の発言からすると、
 沖縄県民は、強く心配しているのだろうと思います。

 1870年頃、沖縄に滞在したイギリスの軍艦の船長が、
 セント・ヘレナ島に寄り、流されていたナポレオンに面会し、
 沖縄では武器を持たず、
 戦争もなく人々が平和に暮らしていると話したところ、
 ナポレオンが驚いたとの話があります。
 詳しくは下記をご覧下さい。
 https://blog.goo.ne.jp/tennnennkozi/e/3feee603d5bc596d1049e383d6229cc8

コメント
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