鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第874回】 日本一の住宅会社の店長の仕事

2013年05月23日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は、私が日本一の住宅会社だと思っているクライアント様にお伺いしておりました。

業績の方は、いつもながら驚異的で、本当に頭が下がるような結果です。
また、新しいお店を出店されて2カ月目ですが、
単月で見れば、既にそのエリアの地域トップクラスの受注をされています。

以前、出店された際も、2年でそのエリアで一番店になられましたが、
今回も数年でそのエリアで一番店になられると思います。

このスピード感が、たまりませんっ!

このクライアント様では、いつも役員さんと各店の店長さん(全員、私よりもお若くて、超優秀です)と
いろんな面での打合せをさせていただき、その後、いつも翌々月の広告制作のお時間をいただきます。
そこで、部屋にこもって作業をさせていただくのですが、
その間、役員さんや店長さんはいろんな打合せをされたり、自分の仕事をされています。

昨日、制作中にトイレに行こうと部屋を出ると、出てすぐ前にあるテーブルで、
あるお店の店長がたくさんの図面、書類を抱えて、営業マンとしてバリバリ仕事をされていました。
そのスピードや目つきは、トップ営業マンそのものでした。

そもそもこのクライアント様では、各店の店長さんは、自社の販促企画を立て、
チラシやフリペ掲載の段取りをされると共に、自店の経営も任されています。

更に店長会などの各種会議に参加され、会社としての決め事を自店に持ち帰り、指示も出されます。

それらの他に、トップ営業マンとして年間20棟以上の注文住宅の契約をされ、
かつ新人さんや若手さんの営業に同席も入ったりするのです。

わずかな時間でもコツコツと仕事をされますし、
お昼の時間もサッと済ませ、店長自らすぐに仕事に取り掛かっておられます。
こうした姿勢が、会社の空気をつくっていくのでしょう。

「時間が無くて、出来ません」ということを言う人がよくいますが、
このクライアント様の店長さんたちの仕事ぶりを見れば、そんなこと言えなくなるのになぁ、といつも思っています。

日本一のパフォーマンスの裏には、少しでも時間があれば、コツコツと仕事をされるような、
仕事に対する真摯な姿勢があるのです。

いつもいつも、私が勉強させていただいています。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【第873回】 お客様が買... | トップ | 【第875回】 常に危機感 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

住宅コンサルタントとして」カテゴリの最新記事