鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第875回】 常に危機感

2013年05月24日 | 住宅コンサルタントとして
大学を卒業まで、私はずっと大阪、京都(3歳の頃に一時的に東京)にしか住んだことがありませんでした。
そして大学卒業後、最初に入社した会社でいきなり北海道の旭川に赴任という辞令が来ました。

この時の辞令が家に届いたのが、3月の20日前後だったと思います。
「いきなり北海道に行け!」ということですから、慌てて引っ越し業者さんを探し、
引っ越しの準備をしたことを思い出します。

そして4月1日に入社して、2週間の研修期間を終えてから、北海道の旭川市に行きました。
以来、9年間を北海道で過ごしていました。

北海道では、素晴らしい先輩や職場の同僚、近所の人たち、
更には人情味溢れる素敵なお客様に囲まれ、本当に人に恵まれていました。

食べ物も美味しい。
物価も安い。
冬の雪かきと、関西に帰るのに旅費が高いということだけがネックでしたが、
それ以外は本当に住みやすくていいところでした。

ただ、あまりにも居心地が良すぎたのと、
お客様との深い関係が構築出来、いわば自動的に商品を買っていただける状況となり、
それほど苦労しなくとも結果を出せるようになったので、逆に

「このまま、この居心地が良い北海道に居たら、
自分のビジネスパーソンとしての成長も止まってしまうのではないか?」

という危機感が出てきました。

もちろん、取引工務店さんにいろんな施策提案をする中で、
自分としても経営の勉強もしたいという気持ちもありました。

その危機感と、経営の勉強したいという思いで、経営コンサルタントに転職したのです。

そしてこの仕事に就いて、間もなく8年になりますが、
日々、プレッシャーを感じ、危機感を感じながら、お仕事をさせていただいております。

ここ最近、感じている危機感は、
新しいことをインプットする時間や調査する時間が確保できていないこと。

クライアント様が増えたことにより、ちょっとキャパオーバー気味の日々が続いていて、
正直、日々のお仕事をやっていくことで、精一杯の状況が続いています。

その最大の原因は、ジムに通い出したこと。
健康のために、月に8回は絶対に通うと決めています。

今まで、家に帰ってから、夜な夜な制作系のお仕事をする時間がありましたが、
今はその時間があれば、ジムに通うようにしているので、
日頃の移動時間や、ホテル宿泊時に夜、コツコツとやっているのです。

しかしながら、まだこの感覚に慣れていなくて、どうしても時間が足りません。

でも、ここを乗り越えられないと、自分はダメだと思っています。
この程度の壁を乗り越えられずに、成長など出来る訳がありません。

何とか仕事とジム通いを両立させ、かつもっと自分の時間を生み出したいと思っています。

思い起こせば、社会人になって5年目以降、ずっと危機感を持っていると思う今日この頃。
危機感が無いと、私のような楽する方向に流れがちな弱い人間はダメなのでしょうね。

皆さんにも、危機感はありますか?
現状に満足していませんか?
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