鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4249回】 まだこんなことをしているのか、この国は・・・

2022年08月18日 | 住宅コンサルタントとして

スペインから羽田空港に到着して、

もう衝撃を受けました。

 

我が国は、欧米各国で単なる風邪と

同じ扱いを受けている新型コロナに対し、

こんな無駄なことを

しかも莫大な人数をかけて、

空港で検疫をやっているのか、と

もうアホくさく、あきれてしまいました。

 

海外から日本に帰る際には、

海外の空港での航空券発行の際にも、

My SOSのアプリの事前登録をして、

更にそれがブルーの表示をされていなければ、

チケット発行してもらえないのです。

 

ちなみにMy SOSでブルー色にするには、

事前に体の症状を入力し、

更にワクチン3回接種証明を添付し、

更には現地の病院等での陰性証明書を添付し、

それを日本国内の担当者がチェックし、

全てクリアしていればブルーになる、という流れです。

 

飛行機に乗る前に、とにかくチェックが厳しいんですね。

 

その上で羽田空港に到着すると、

まず検疫を受ける手前にスタッフが何十人も配置されていて、

 

「MY SOSアプリをチェックしま~す」

 

とその何十人のスタッフが、何度もチェックするんです。

 

毎回、すれ違うスタッフさんに見せなくてはならないのです。

 

そして、検疫のところで再度、アプリを開き、

それをスタッフさんがいじってチェックし、

その上でなんかよくわからない紙を渡されます。

 

それを持って、再度、よくわからない人達にその紙を渡し、

その先に入国の判子を押してもらい、税関を通過します。

 

羽田空港内で、3キロ以上、歩かされます。

 

で、もの凄い人数の方たちに、

スマホを何度もチェックされる、という感じ。

 

この流れを考えた担当者に、ちょっと諸外国に行って、

他の先進国を見てこい、と言いたいです。

 

もうこんな無駄なことに税金メチャ使いまくりなの、

日本と中国だけですよ。

 

で、こんなの、海外の方に

 

「日本に来るな!」

 

と言っているのと同じでしょう。

 

保健所やPCR検査をやっている施設、

更には空港の無駄な検疫や隔離施設に、

今でもこれだけお金を使って、

そのお金を少子化対策とか、

河川の氾濫防止のための土木工事とかに使う方が、

この国にとって絶対に良いと思っています。

 

更には、世界戦で戦うためには、

もう民と官が一体となって取り組むべきなのに、

選挙で勝つための年寄が好む施策に

お金を回す、という年寄忖度政権な訳です。

 

国家100年の計は無いのか!

(完璧にないです)

 

海外に行くと、他国の政策と比較して、

日本という国を見ることができます。

 

ただ、この国の大半の方たちは、

この2年、海外に出ていないので、

その視点を持てていないかもしれません。

 

バレンシアも、マジョルカ島も、パリも、

それはもうコロナ前と同じでした。

 

パリから我が国行の飛行機は、ガラガラでした。

 

ヨーロッパでは、街中でマスクを着けている方は、

5%もいないです(おそらく医療関係者とかだけ)。

 

こうした現実を少しでも多くの方が知って、

私たちの子ども、孫の世代に、

少しでも良い状態でバトンタッチできるよう、

変わって欲しいと切に願います。


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