鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4388回】 お客様をひとくくりに考えない

2023年01月04日 | 住宅コンサルタントとして

1月1日に親族皆で集まった際、

私の甥っ子姪っ子、

それから我が家の長男と話をしていて、

いろんなことを気づかせてもらいました。

 

というか、私、20代30代の方の行動パターンや価値観、

それから日々の時間の使い方など、

分かっているようで全然理解が足りないと

思い知らされました。

 

そして家を建てる中心の20代~30代の世代が、

スマホで何でも情報を入手する、

という訳でもない、ということも理解できました。

 

大きく分けると、3タイプに分類できそうです。

 

1つめのタイプは、

情報収集力が高く、何でもスマホで情報収集し、

どの会社に相談するかを自分で決定できる層。

 

2つめのタイプは、

情報収集力があまり高くなく、

信頼できる友人や両親から薦められた会社の情報を

スマホを駆使して収集するタイプ。

 

そして3つめのタイプは、

情報収集にそもそも関心が無く、

スマホを駆使して情報収集をほぼしないタイプ。

 

3番目のタイプの若い世代もそれなりに数が多い、

ということが、今回、分かったのです。

 

で、このタイプの方に対し、

弊社がこれまで提言してきた施策だと

情報を届けることがほぼ出来ていない、

ということを痛感しました。

 

ちなみに、こういう層の方が

大手ハウスメーカーで家を建てている、

ということなのだ、とも理解できました。

 

20代~40代前半の子育て中のご家族を

ひとくくりにしてマーケティングを考える、

ということはまずいのです。

 

そして3番目のタイプの方にも

所得が高くて注文住宅を建てられる層が

結構存在するのです。

 

メインとなるターゲット層をセグメントして

それぞれの層にマーケティングを丁寧に行う。

 

今年、力を入れていきたいと思います。


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