鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1844回】 個人も会社も何に投資するか?

2016年01月18日 | 住宅コンサルタントとして
若い頃から貯金をコツコツとする人がいます。

貯金は別に悪いことではありません。
倹約することもとても重要です。

また、若い頃から株式投資やFXなど、投資をする人もいます。

投資も悪いことではありません。

貯金、倹約、投資。
これから年金がどうなるのか?
老後生活に関しては自分たちで考えなくてはならない中、
ある一定のお金をストックしておくことは不可欠でしょう。

ただ、個人的な考えで言えば、若い頃からの節約や貯金をする暇があれば、
なぜ自分に投資しないのか、と思ってしまいます。

変な株や為替に投資をするくらいなら、自分に投資するのが最もリターンが大きいのに・・・、
とも感じてしまいます。

若い頃に、頑張って節約して月5万円貯蓄したとしても、
10年間で600万、それにちょっとした金利がつくだけです。

でも自分に投資した結果、自分の人間性やスキルが高まったとしたら、
600万なんて金額はあっという間にクリアできるのです。

そしてそれは企業も同じ。

伸びしろがある若い世代。
これから会社を背負って頑張っていただきたい若い世代の成長のために投資する。

伸びている会社は、本当に社員さんの成長にお金を惜しまないのですが、
経営者の器が小さいと、節約する方向にばかり目が行ってしまったり、
出費を抑える方向でしか考えられなかったりします。


個人的な話をすると、20代の頃、月のお小遣いが3万円でした。
その中の2万円を本代に突っ込んでいました。

当時の会社で、営業所貸し出し用として、支店でいろんなビジネス用のビデオがありました。
それを片っ端から借りて、個人で見て、異業種の良いところを住宅業界に落とし込めないか、
一営業マンだったのですが、真剣に考えていました。

当時、仕事時に身に着けていたシャツは980円、
スラックスも2000円以下のものを洋服量販店で購入し、つぶれるまで使用していました。

外食はせず、家内がつくってくれるお弁当を毎日、食べていました。

そこは徹底的に節約し、本代に思いっきり投資する。
そういうメリハリの効いた生活をしていました。

あの時の自分への投資がなければ、
今、この仕事をさせていただくことはできなかったと思います。

節約、貯金、経費節減も大切ですが、
自分たちの成長のために投資することとのバランスを考えたいものです。
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