能力が高い、低い。
記憶力がある、ない。
コミュニケーションが得意、不得意。
ビジネスパーソンをはかる要素はたくさんあります。
スタッフを雇用するのに、
企業ごとに重視するポイントは微妙に変わるでしょうが、
個人的に絶対に採用すべきではない、と思うのは
「嘘をつく人」
です。
どんなに優秀であったとしても、
嘘をつく人を採用すると、会社はおかしくなります。
例えばお客様からクレームをいただいたとします。
クレームに対して会社が正しい対応をするには、
クレームが発生した理由や経緯、
それに対して自社がどういう流れで対応しているのか、
そしてお客様の現状の状況などを正確に上司に伝えることが
絶対に欠かせない訳です。
その情報を基に、上司が対応を決定するので・・・。
ところが、嘘をつくスタッフの場合、
自己弁護のために真実を言わないのです。
結果、お客様が納得する対応ができなかったり、
火に油を注ぐことになったりすることもあるのです。
嘘をつく人は、自分のことしか考えていないのです。
更には自分の嘘がばれないと勘違いしていたりもするのです。
どれだけ他の能力が高くとも、
嘘をつく人を組織内においてはいけないのです。