住宅会社にとって、というか全ての企業にとっての
最終目的地はどこか?
それはやはり、
「自社に関わってくれる全ての方が幸せになること」
というところに行きつくと思うのです。
従業員さん、協力業者さんや職人さん、お客様、地域の方々。
これらの方が皆、良くなっていくことが目的。
そのために必要なのが、やはり安定した仕事の受注量。
そして粗利益額だと思います。
利益が無ければ、従業員さんのお給料を上げることもできませんし、
福利厚生も充実させることができません。
協力業者さんたちも生活がある訳で、
安定して仕事を出せなければ、腕の良い方たちは離れていくことでしょう。
そしてモチベーションが高いスタッフさんと
優秀な協力業者さん、腕の良い職人さんたちが関わることで、
素晴らしい家をお客様に提供することが可能となり、
お客様にも満足していただくことができるのです。
こうして地域社会に貢献していける。
これが目指すべき最終地点だと個人的に思っています。
すなわち、中小企業の目的は、
自社に関わって下さる全ての方が幸せになることであり、
業績を高めることは、その手段である訳です。
ですから、ちょっと業績が上がったからといって、満足してはいけないのです。
目的と手段。
その違いをしっかりと認識して、仕事に向き合いたいものです。