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鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2932回】 業績を高めることが目的ではない

2019年01月09日 | 住宅コンサルタントとして

住宅会社にとって、というか全ての企業にとっての

最終目的地はどこか?

 

それはやはり、

 

「自社に関わってくれる全ての方が幸せになること」

 

というところに行きつくと思うのです。

 

従業員さん、協力業者さんや職人さん、お客様、地域の方々。

 

これらの方が皆、良くなっていくことが目的。

 

そのために必要なのが、やはり安定した仕事の受注量。

そして粗利益額だと思います。

 

利益が無ければ、従業員さんのお給料を上げることもできませんし、

福利厚生も充実させることができません。

 

協力業者さんたちも生活がある訳で、

安定して仕事を出せなければ、腕の良い方たちは離れていくことでしょう。

 

そしてモチベーションが高いスタッフさんと

優秀な協力業者さん、腕の良い職人さんたちが関わることで、

素晴らしい家をお客様に提供することが可能となり、

お客様にも満足していただくことができるのです。

 

こうして地域社会に貢献していける。

 

これが目指すべき最終地点だと個人的に思っています。

 

すなわち、中小企業の目的は、

自社に関わって下さる全ての方が幸せになることであり、

業績を高めることは、その手段である訳です。

 

ですから、ちょっと業績が上がったからといって、満足してはいけないのです。

 

目的と手段。

その違いをしっかりと認識して、仕事に向き合いたいものです。

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