鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1753回】 中小工務店がやらなくてはいけないこと

2015年10月19日 | 住宅コンサルタントとして
今の時代、大手であることがそれほど有利とは思いません。

むしろ、いろんな意味でリスクが高いと言えるかもしれません。

中小工務店さんの方が変化に適応しやすい。
これが最大のメリットだと思います。

ただ、知名度もそれほど高くないし、当然ながら露出度も高くない。
使える販促経費も限界がある。

そんな現状の中、中小工務店が絶対に取り組まなくてはならないこと。

それは、質の高い情報発信です。

では質の高い情報とは何か?

それは家を建てることを検討している方が、
実は知りたいと思っていることに尽きます。

デザインのことについて知りたい人。
間取りや設計のことについて知りたい人。
性能について知りたい人。
施工品質、精度について知りたい人。
実際に建てたお客様のリアルな声を知りたい人。
会社の考え方、信念について知りたい人。
どんなスタッフが働いているか、知りたい人。

などなど、お客様のタイプによって知りたい情報は異なりますが、
自分たちがターゲットとするお客様が知りたいであろうことを
分かりやすく写真や動画、数字と文字で発信しておくことが不可欠なのです。

しかしながら、お客様が知りたいと思っていることを発信できている中小工務店は、
日本中探しても1%もいない、と言えるかと思います。

それができていないのに、リスティングだのSEOだの言うことに意味は無いな、と・・・。

各クライアント様に、この会社の情報発信をモデルに、
質の高い情報を発信していきましょう、とお伝えしていますが、
少しずつ、各社様、変わってこられているな、と感じています。

中小工務店に質の高い情報発信は欠かせないのです。
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