鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1528回】 大半の答えは現場にある

2015年03月08日 | 住宅コンサルタントとして
仕事における今年の自分のテーマの一つに、「現場に立つ」を掲げています。

踊る大捜査線ではありませんが、事件は現場で起きています。

クライアント様の問題点は、単に研修や会議の中では見えてこないことも多々、あるのです。

例えば、幹部が決めた戦略が、現場で正しく実行されていない。
現場のスタッフなりに「これで良い」と考えて実行しているいろんなことのレベルが
他社と比較すると全くもってイケていない。
お客様が来場された際の接客は問題ないが、お客様らこられていない時の準備が全くできていない。

挙げればキリがありませんが、現場に出ることで、本当にその企業様の問題点が見えてくるのです。

もちろん、モデル企業の調査も昨年並みにやりたいです。
調査と現場チェックで、今年は昨年以上にスケジュールが厳しくなりそうですが、
住宅業界において、本当に高いレベルが求められる今、
これをやらなくてどうするんだ、って感じです。

業績がイマイチな企業の経営者も、そういう場合は絶対に現場を突然、訪問すべきです。
トップ自ら、危機感を持って現場に意識が向くと、現場にも良い緊張感が生まれますし、
何より真の問題を把握することができるのです。

これを会議や研修でクリアしようとするから、問題の解決ができなかったりするのですね。

真の問題はどこにあるのか?
その把握のために、現場に行って直接確かめることができていますか?
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