鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1539回】 やりながら、成功するように変えていく

2015年03月19日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、お伺いしていたクライアント様は、今、非常に好調です。

業界全体では、消費税駆け込みの反動で、特に持ち家着工は苦戦していますし、
そのクライアント様のエリアでも、県内で2000棟、着工が減少しました。

そんな中、対前年比で受注を大幅に成長されましたし、
来期への繰り越し物件だけで、損益分岐点を突破するくらい、好調です。

一般的な経営者であれば、

「これまでの取り組みの成果が出ている。
これでいいんだ」

と判断する方が多いと思うのですが、
そんな考えが経営陣には毛頭ありません。

成果を出されているのに、実に謙虚なのです。

私自身、業績好調なうちに手を打っていただきたいことがあり、
そのご提案をさせていただいたのですが、快諾していただけました。

3年前、2年前に成功した手法が、実は今、通用しなくなっていると
個人的には判断しています。

潮目が完全に変わってきています。

そこを踏まえた上で、私自身は各クライアント様にやっていただきたいことがあるのですが、
正直、今までやってこなかったことをやるのは、人間、面倒くさいですよね?

しかも業績が好調な時なら、なおさらのことです。

しかしながら、このクライアント様の社長は、

「まず、やってみないと分からない」
「やりながら、成功するように変えていく」

ということを信条とされているのです。

その姿勢に、本当に頭が下がります。

この新しいチャレンジテーマにもしっかりと取り組んでいただけるでしょうから、
2015年度は、ますます素晴らしい成果をだされることでしょう。

やりながら、軌道修正を加えていく。
皆さんの会社はできていますか?
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