鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1532回】 厳しい環境が次の進化の源

2015年03月12日 | 住宅コンサルタントとして
2015年に入り、持ち家市場は全体的にはますます厳しくなってきていると感じます。

クライアント様の案件会議に参加させていただく中、
明らかに昨年、一昨年と比較して、一組のお客様を巡る競合が激しさを増しています。

これはクライアント様のレベルにもよるのですが、
競合による失注が増えてしまっているクライアント様も出てきました。

2014年の持ち家着工戸数は、リーマンショックの後よりも下がっていますから、
当然、一組のお客様を巡っての攻防は激しさを増すのです。

更に業界全体の成長とお客様のセンスが上がってきているので、
旧来の営業スタイルが通用しなくなってきています。

どれだけ順調な企業、お店でも、いつか必ず試練が訪れます。

ただ、その試練を乗り越える中で、本当の力がつく、ということも事実。

この厳しい時代をどう捉え、どう対応していくかが、数年先の自社の自力をつくるのです。

私が個人的にクライアント様にお願いしているのは、初回接客の見直しです。

ツールとトークを磨く。
建物のしつらえをアップする。
お客様が求めていることに対応する体制をつくる。

こうした当たり前のことを強化していただいております。

これを3月、4月のコンサルティングで徹底してお伝えさせていただく予定です。

厳しさを乗り越える中で自力をつけて参りましょう!
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