鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第927回】 「このエリアは特殊」という人ほど・・・

2013年07月15日 | 住宅コンサルタントとして
他社さんや他のエリアでの成功事例のお話をさせていただいた際に、

「なるほど、それいいですね!」
「このエリアでそれをやる場合、そのままでいいですか?
それとも、どこか微調整した方がいいですか?」

などと言える方は、非常に素直です。

そしてこういうクライアント様やこういう考えのスタッフの方は、間違いなく伸びます。

成功するからには、今のお客様が求めている何らかの要素を満たしているのです。
だから、その要素の一部でも貪欲に吸収するというのは、当たり前だと思います。

一方、本当に素直でない、偏屈な方もいます。

そういう方が言うセリフが

「このエリアは特殊だから・・・」
「それはそのエリアだから成功したんでしょう?このエリアではどうですかね・・・」

と、成功から素直に学ぶ姿勢も無ければ、
自分たちがビジネスをしているエリアをやたら特殊扱いしたがるのです。

これは、自分が今居るエリア以外のことを全く知らない。
そして他のエリアから素直に学ぼうとしない方に典型的に多い傾向です。

そういう方は、自分の現状からしか物事を見ることが出来ず、
自分と異なる感性や価値観を持っている方、それから他のエリアで成功している方などを
基本的に否定していたりすることが多いなぁ、と個人的に思っています。

性格的には、ネガティブで否定的。
悪口が多い。
今居る会社の悪いところばかり目について、以前の会社とやたら比較したがる。
ちなみに、、当時勤めていた会社に対して、努めていた頃は悪口ばかり言っていたりするのですが・・・。

そしてこういう方は、ビジネスで成功しないのですね。

というのは、現状の自分の価値観でしか物事を考えられないので、成長や進歩が無いのです。

お客様やライバル企業は常に進化成長していますから、当然ながら、ついていくことが出来なくなります。

最終的に取り残されていくのですね。

そもそも、商売で成功するのに、基本的な法則は何も変わりません。
もし、本当にそのエリアが特殊であるのなら、
全国展開しているチェーン店もそのエリアでは繁盛しないことになります。

しかしながら、そういうエリアでもチェーン店は繁盛していたりするのです。

エリアによって、若干の差はありますが、特殊と言うほど変わってはいないのです。

そして、商売が成功するための基本的な部分には、ある法則があるのです。

皆さんは「自分が商売しているエリアが特殊」と口癖のように言っていませんよね?
コメント
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