テレビから”サライ”のメロディが聞こえて来て、日本テレビ系列では24時間テレビが放送されて、夏休みが残り少なくなったと感じる土日の2日間、児童生徒は宿題に追われ、懸命に取り組んでいる時期ではないだろうか?

ここ数日、セミの抜け殻を発見することがかなり多くなってきた。
抜け殻はどれも同じように見えて、どれがどの種類のセミなのか私には特定できない。抜け殻が1カ所に集中しているケースも多い。

セミは羽化してからその近辺の木で活動し続けるようだ。特に多いのは桜の木の周辺。危険を察知するとさっと飛び立ち、別な木を探す。危なくないと感じた木の枝や幹を選び、その木の周辺で生活し始めるが、羽化してから長くて1か月近く、平均で1週間も生きれば上々とのこと。



土の中で卵から成虫まで2年から10年あまりの 長い間育んできた生命は、羽化して地上に出ると、あっという間に過ぎてしまうといわれる。儚い命だ。
羽根を片方半分失い飛行不能となったアブラゼミ👇

今年は梅雨明けが遅かったこともあって、セミの鳴き声を聞くのも遅く感じた。ニイニイゼミやヒグラシが7月初めごろからだったと記憶している。
真夏の主役はやはり”クマゼミ”、“アブラゼミ”で、暑苦しい真夏を音で演出してきた。
しかし漸く少し涼しくなってきた。セミの鳴き声にも変化が出てくるはずだ。