「記録が出なくてちょっと悔しいが、優勝できたことに感謝している。もう1回この場所に戻ってこれるとは思っていなかったので、もう1回この舞台に立てたことと、1番高いところにのぼれることに感謝している」(レース直後のインタビューで)
「目標としていた金メダル2つを取ることができて大満足している。この瞬間を夢見てやってきたかいがあった。自分の中では高い達成感がある」(記者会見で)
北島康介選手が100メートルに続く「世界新での金メダル」は逃したが、2位以下に1秒24以上の差をつけるなど終始ライバルを圧倒する展開で自身2個目の金メダルだ。
テレビのインタビューを何回聴いても清々しい水泳世界一の好青年のことば。
「感謝する」ということば、ともすると個人競技だから自分の実力を過信してしまい、勘違いするということは、若さゆえよくあることだが、スタッフみんなに「感謝する」と述べた。
アテネ五輪での金メダルに次いで、今回2回目の金メダルに輝いたことは北島選手の人間的な成長があったからこそだと思う。月並な言葉だが、
おめでとう北島