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夏の甲子園

2008年08月03日 | Weblog

90回を迎えた全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)が2日から始まった。

今年は北京五輪の関係で例年に比べて早く開幕し、1回戦から好ゲームが展開されている。

昨日今日と、アルプススタンドには猛暑にも拘わらず大勢のファンや応援団が詰めかけていた。

日本高校野球連盟(高野連)と朝日新聞社および朝日の放送系列が独占中継し、NHKも総合テレビ、教育テレビを使って実況中継、プロ野球の視聴率が低迷を続ける中、夏の甲子園大会 高校野球だけはなかなかのものだ。1つの白球に集中し、それを追う姿は見ている人に感動を与える。後世に語り継がれる名勝負もプロ野球と比べてはるかに多いのではないだろうか。。。

外が猛暑なので、昨日今日とエアコンにスイッチを入れ、居眠りをしながらテレビで観戦となった。

昨日の済美VS智弁和歌山の試合は、当初、打撃戦だと予想されたが、智辯和歌山の放った14安打を3点に抑え、済美が敗れはしたもののピッチャーを中心にした守りで強豪相手に好試合を展開した。最後まで目が離せない試合だった。

きょうの智弁学園(奈良)対近江(滋賀)、新潟県央工(新潟)対報徳学園(東兵庫)の2試合も後半に見所があった。特に9回裏、報徳が2ランHRでサヨナラ勝ちしたのは圧巻だった。バッテリーが慎重にサインの交換した後の球が少し高めになってしまい、2ランホームランを放たれ万事休す。マウンド上でうなだれる投手と対照的に誇らしげにガッツポーズをしながらダイアモンドを周る井上選手の表情が目に焼きついた。一方、隣県同士の対戦第3試合、智弁学園対近江戦は後半追い上げる近江を智弁が振り切り、隣県同士の対戦は奈良が勝った。

まさに高校野球の醍醐味を味あわせてくれた2日間だった。

今年は、地区大会から短い期間での全国大会で、この間の調整が難しかったはずだが、高校球児のひたむきな一投一打に大きな拍手を贈りたいと思った日だった。

 

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