民主党の代表選挙を1か月後に控え、党内の動きがにわかに忙しくなってきた。というより、あの党は小沢一郎代表の締め付けが厳しくなってきているようだ。野田広報委員長、枝野元政調会長が代表選に出馬を断念し、結局小沢さんの無投票三選が決定的になった。
ネット記事によると、野田氏・・・「総合的に判断し、戦う状況にはない」
枝野氏・・・「出馬に前向きでないことは間違いない。私は
野田氏を応援し、私自身が当事者になり得る代表選は終
わったと思っていた」となっている。
☆政治家の発言はかなりよく考えた後の一言なので、なんともコメントしにくいが、裏があるということを読まないといけない。
自民党の小泉総裁のとき、郵政造反組に対し、数年間の冷飯制裁があったが、民主党の場合も、表面に出ない何かがあることが推測できる。
この他の有力候補、岡田克也、前原誠司両副代表が既に出馬しないことを表明している。
代表選挙に立候補するには国会議員20名の推薦人を確保しなければならないためで、これまで立候補が噂された人が推薦人の人数を集められなかった(させてくれなかった)ことと、小沢代表(小沢総理)になったときに冷飯を食うのは嫌というのが理由ではないだろうか?
民主党鳩山由紀夫幹事長は会見で「無投票となれば、小沢代表が政権を取った時こういう日本を作り上げるというメッセージを国民の皆さんに示す必要がある」と述べていた。 民主党代表選挙は9月8日告示、21日投票だけど実質は告示日に代表が決まる。 自由に立候補者が出てきて、その人たちの政見を聞いた後、自由に投票で代表を選ぶことは出来ないのだろうか。数年前『マニフェスト』と言い出したのは自民党ではなく民主党だった。民主主義の基本は自由投票と活発な議論であるはず。
国会本会議に出席率がよくない豪腕代表が3選され、次期衆院選で政権をとったときの民主党には少し不安を感じる。 |